「マッド・ハイジ」7月14日に日本公開(ただしR18) 28
予告の吹き替え版で見たいな 部門より
Google が著作権処理の見直しを行うオーストラリア政府の意見募集に対し、募集範囲を超えるとしつつ AI 技術の開発に向けた柔軟な著作権処理を推奨している (The Guardian の記事、 Google の意見ページ)。
Google が特に強調しているのはテキストデータマイニング (TDM) などの著作物利用に対する例外措置の必要性だ。AI 技術の開発で著作物の柔軟な利用ができなければ、よりイノベーションを重視する著作権の枠組みを持つ米国やシンガポール、日本などで製品が開発され、オーストラリアへ輸入して使われることになるという。
例として挙げられているのは Google 翻訳だ。Google 翻訳は米国で開発されたが、このシステムによる翻訳の 92% は米国外から実行されており、オーストラリア人は過去 3 年ほどの間に Google 翻訳で 60 億回以上翻訳しているそうだ。現在の Google 翻訳は一般に利用可能な大量のデータを用いて学習を行うが、オーストラリアではそれを可能にする柔軟な著作権の枠組みが欠けているとのこと。
そのため、新しいテクノロジーが柔軟に著作物を利用可能になる著作権法改正を行えば、著作権保有者の権利を保護しつつ、新しいテクノロジーに関連したイノベーションや経済成長が可能になるとのことだ。
このところ一般マスコミでも連日のように目にするChatGPTであるが、今朝起きたら気になる記事が各新聞社のWEBサイトに載っていた。
例えば静岡新聞の記事によれば、ChatGPTに「ウイルスを作って」と入力しても通常は「倫理的にできません」と回答するが、ある特殊な命令を入力すると数分でランサムウエアが作成されたという。これまで、アンダーグラウンドでウイルス作成ツールが出回っていると言われていたが、こても時代に合わせてクラウド化の波が来たということか。
手元の紙の神奈川新聞によると、ChatGPTの開発元のOpenAIによると「悪用方法の全てを予測できない。実際の使用から学習し、より安全なAIを作る」と表明したそうだ。
ChatGPTの悪用に関してはさまざまな方面で問題視されているが、最近おこなわれたマクニカによるメディア向けの勉強会でも「ChatGPT Jailbreak(脱獄)」の最新手法や、ChatGPTを企業のシステムに組み込んだ際に想定されるリスクなどの話が出ていたようだ。「フィッシングメールに代表されるソーシャルエンジニアリングのための文章作成」と、「マルウェア開発のためのコード生成」などの具体例も出ていた模様(TECH+)。
朝日新聞の記事によると、走行距離が100万キロになって話題となった車のエンジンがついに壊れたそうだ。
高松市の男性(49)が所有する日産のセドリックは、購入後16年目の今年に入って走行距離が100万キロになったが、その後エンジン(2500cc)が故障し、修理も困難と判断されたそうだ。取り外したエンジンは、日産が引き取って研究するようだ。車には同型車の中古エンジンが取り付けられるらしい。
皆様は一台の車をどのくらい乗るだろうか。皆様の中には、車や二輪車だけでなく、家電や電子機器等、長年使っているものがあると思うが、一般より長く使っているものはどのようなものがあるだろうか。長年使ったものを勉強や研究のために分解したり、他の用途に転用した方はいるだろうか。
4月15日、ドイツ最後の原発3基が送電網から切り離され、ドイツの原発廃止が現実のものとなった(CNN、NHK)。ウクライナ戦争で原発停止は延期されたが、若干の延期にとどまった。ただし世論調査では原発停止に賛成は26%~28%だそうである。
ドイツやイタリアは原発廃止路線だが、逆に4月16日にはフィンランドで40年ぶりとなる新設のオルキルオト原発3号機(出力160万キロワット)が本格稼働した。60年間運用する予定という(AFP)。この原発は2005年に建設を始めたが、部品に不具合が見つかるなどして、2009年運転開始予定が10年以上遅れていた(NHK)。
ヨーロッパでは、フランスが原発のシェアを下げる話もあったが、2022年2月13日に拡大方針に転じた(CNN)。新たに6基の原発新設を検討しており、プラス8基も構想している。フランスは原発大国だが、自然エネルギーをやってないわけではなく、エネルギーミックス(電源のベストミックス)は免れない。ミックスを維持するには設備更新するしかない。
Twitter では 20 日に従来の認証済みアカウントプログラムを終了し、多くのアカウントから青いチェックマークが消えたが、著名人のアカウントの多くでその後チェックマークが復活した (The Guardian の記事、 The Verge の記事、 Neowin の記事、 9to5Mac の記事)。
復活したチェックマークは Twitter Blue サブスクライバー向けのもので、アカウントが Twitter Blue サブスクリプションと電話番号により認証されたと説明されている。しかし、サブスクライブしていないことを明確にする著名人のアカウントも多く、コービー・ブライアント氏など何年も前に死去した著名人のアカウントでも同様に表示される。
イーロン・マスク氏はウィリアム・シャトナー氏とレブロン・ジェームズ氏、スティーブン・キング氏のアカウントについて個人的にサブスクリプション料金を支払っていることを明らかにしたが、現在ではフォロワーが 100 万人を超える著名人アカウントの多くでチェックマークが復活している。The Guardian の記事では例外として挙げられているジャック・ドーシー氏のアカウントも、その後チェックマークが復活した。
@dril のようにチェックマークを外させた著名ユーザーもいるが、実際にはサブスクライブしていない著名人が Twitter Blue を購入したと表示することは虚偽の支持表明にあたり、米ランハム法 43 条(合衆国法典15編1125条)に違反するとの指摘も出ている。
Twitterにおいて、他人の投稿をTwitterの引用機能を使わずにスクショにとって投稿する行為は広く行われているが、これはTwitterの利用規約違反であり著作権侵害に当たるとの地裁判決も出ていた。ところが知財高裁で4月13日に出された判決では、一転してこれは「公正な慣行」として「引用に当たる可能性がある」との逆転判決が下された(判決文, Togetterまとめ, 別の解説ツイート)。
判決の趣旨としては、「Twitterの利用規約はあくまでTwitter社とユーザー間の約定で、それがそのまま著作権法の公正な慣行の条件となるわけではない」「スクショ投稿はTwitter規約の違反とは言い切れない」「Twitterの引用RTは元ツイートの変更/削除に対応できない」「その対策としてスクショを投稿するのは広く行われている」「よってこの方法は法32条1項にいう「公正な慣行」にあたりうる」「(今回控訴されたツイートも)法32条1項の引用に当たる可能性があり、著作権侵害を認めるには十分とはいえない」とのこと。
ただし、もちろんスクショ投稿がなんでも引用に当たるわけではなく、またこれはあくまで著作権侵害についての話で、本件ではスクショとともに投稿された文章が名誉棄損と認められているので、スクショ投稿する際はご注意いただきたい。
計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである