「オズウイルス」による世界初の死亡例が日本で確認される 27
ご注意 部門より
NIIDによると、オズウイルスは、オルソミクソウイルス科トゴトウイルス属に分類されるRNAウイルス。2018年にタカサゴキララマダニより分離同定され、オズウイルスと命名されたという。これまで血清を用いた抗体検査の結果により、ヒトにおける感染の可能性が示唆されていたものの、世界的にヒトでの発症や死亡事例は確認されていなかったとされる。ヒトを刺咬するマダニから同ウイルスが検出されており、感染マダニの刺咬により感染する可能性があるという(茨城県:オズウイルスによる心筋炎と診断された患者の報告について[PDF]、国立感染症研究所[NIID]、IASR速報、別のタレコミ)。