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2023年9月2日の記事一覧(全9件)
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交通

空港のラウンジの案内板で奇妙な日本語が表示された 43

ストーリー by nagazou
やらかし 部門より
maia 曰く、

8月26日午前、羽田空港第2ターミナルのパワーラウンジのディスプレイに珍妙な表示が目撃された(Togetter )。行き先の「女性との別れ」が目立つが、よく見ると数字以外のほぼ全部がおかしい。現在時刻が今この瞬間、航空会社がアビエーションクラブ、便名が便利な名前といった具合。データベースが間違っている訳ではなく、日本語を中国語と見做して自動翻訳をかけた感じ。裏で何が起きていたか、sirabeeが空港ビルに取材したところ、ブラウザ(Edge)の自動翻訳機能がオンになっていたためで、午後3時頃に復旧したそうだ。

16841651 story
NTT

NTT、光ファイバー1本で電力供給と10Gbpsの通信を同時実現する実証実験に成功 39

ストーリー by nagazou
成功 部門より
NTTと北見工業大学は8月29日、光ファイバーケーブル1本で14km離れた場所に1Wの電力を供給しつつ、10Gbpsの高速通信を実現する実証実験に成功したと発表した。この実験では、光ファイバーケーブルの通信速度に影響を与えずに電力供給が可能となる「マルチコア光ファイバー」を使用している(NTTリリースImpress Watch)。

このマルチコア光ファイバーは、通信用と電力供給用の2つの光信号を独立して伝搬させることができ、通信と電力供給を同時に行える特性を持っているとされる。これにより、遠隔地においても通信と電力供給が可能となる。

従来の光給電技術では、長距離での電力供給が難しく、通信速度にも影響を及ぼす問題があったが、マルチコア光ファイバーではこれらの課題を克服し、1Wの電力を14km先に供給しつつ、10Gbpsの通信速度を実現した。将来的には災害時の緊急通信や電力供給、光通信が未整備の地域での利用など、さまざまな場面での活用が期待されているとのこと。
16855048 story
人工知能

人の目には見えず、加工に強いAI生成画像用ウォーターマーキングツール「SynthID」 10

ストーリー by nagazou
認知不能 部門より
headless 曰く、

Google DeepMind は 8 月 29 日、AI 生成画像のウォーターマーキングと特定を行うためのツール「SynthID」のベータ版を Google Cloud の協力により提供開始した (Google DeepMind のブログ記事Google Cloud Blog の記事The Verge の記事紹介動画)。

SynthID は画像のピクセルに直接ウォーターマークを埋め込むものだが、人間の目では認知不可能でありながら、ソフトウェアによる検出を可能にするという。人間の目で認知可能なウォーターマークは容易に編集で除去でき、認知不可能なウォーターマークであってもリサイズなど単純な加工で失われることが多い。SynthID のウォーターマークは画像品質に影響を与えず、フィルターの適用や色の変更、クロッピング、JPEG などの非可逆圧縮による保存にも耐えるそうだ。

SynthID は現在のところ、Vertex AI の顧客のうちテキスト入力から画像を生成する Imagen 利用者の一部に提供されているとのことだ。

16841146 story
国際宇宙ステーション

小惑星を自己複製型ロボットでスペースコロニーに、最短12年41億ドルで可能と提案される 52

ストーリー by nagazou
現状、小惑星にたどり着くのもきついような 部門より
ロックウェル・コリンズ社の元技術フェローであったDavid W. Jensen氏は、わずか12年で建設可能な小惑星ステーションの構想を提示した。この構想によれば、建設費用は約41億ドル(約6000億円)で、小惑星上に回転式ステーションを建設、人工重力を生成することが可能であるとされている。居住可能な環境を構築するには追加のコストが必要となるものの、現状の技術レベルでも十分建設可能だとしている(sorae)。

この構想では小惑星は宇宙ステーションの建設に適しているとされ、その中でも最良の候補として163693番小惑星「アティラ(Atira)」が提案されている。アティラは本体が直径約4.8kmの小惑星で、直径約1kmの衛星を持っている。地球とほぼ同じ軌道を公転しているため、ステーションの内部温度を維持する上で有利だという。ステーション全体の構造について、アティラを中心としたトーラス型 (ドーナツ型) の居住区を配置、小惑星とステーションを自転車の車輪とスポークのようにつなぐことにより、微小隕石や放射線のような脅威から内部を守ることや、小惑星の自転から得た遠心力によって人工的な重力を生み出すことが考えられているという。ステーションの建設にはクモ型ロボットが使用されるとされている。

あるAnonymous Coward 曰く、

元記事では宇宙ステーションとなっているが、土地の広さが合計10億平方メートル(札幌市や広島市とほぼ同じ面積)で遠心力で人口重力もあるということなので、日本ではスペースコロニーと呼んだ方が良い内容だろう。送り込む重量は約8.6トンとロケットは問題ないだろうが、そのような自己複製型ロボットは地球上でもまだ実現していないと思われるので、先にそちらを開発する必要がありそうだ。

16929769 story
政府

英教育省、強化された軽量気泡コンクリートを含む教室等の使用中止を勧告、イングランドの104校に影響 38

ストーリー by headless
危険 部門より
英教育省は 8 月 31 日、強化された軽量気泡コンクリート (RAAC) に対する安全対策が行われていない教育機関の建物について、イングランドでの使用中止を勧告する新ガイダンスを発表した (ガイダンスニュースリリースThe Education Hub の記事The Guardian の記事)。

RAAC は教育機関の建物で 1950 年代から 1990 年代半ばにかけて用いられており、この期間に建設または増改築された学校などの建物には例外なく含まれているという。英政府ではこのような建物の危険性を認識して対策を進めてきたが、最近の状況から未対策の RAAC を含む場所を使用し続けるべきではないと判断したとのこと。

イングランドでは 156 の学校で RAAC が用いられているが、安全対策が行われているのは 52 校に過ぎない。ただし、残り 104 校でも全面閉鎖が必要になるわけではなく、中には教室単位での使用中止で済むものもあるとのことだ。
16931639 story
インターネット

Microsoft Edgeで廃止予定の機能、使ってる? 48

ストーリー by headless
廃止 部門より
日本語版のリリースノートにはまだ反映されていないが、8 月 25 日にリリースされた Beta チャネルの Microsoft Edge バージョン 117.0.2045.9 のリリースノートで、今後廃止予定の機能が 5 つ挙げられている (リリースノートThe Verge の記事Neowin の記事9to5Google の記事)。

今後廃止が予定されているのは、数式ソルバーと図解辞書、引用文献の詳細表示機能、文法ツール、キッズモードの 5 つ。現在のところこれらの機能は Beta チャネルで最新のバージョン 117.0.2045.12 でもすべて利用可能だが、今後のバージョンで削除されるとみられる。Microsoft ではこれらの機能を廃止する理由として、ユーザーエクスペリエンス改善と「その他のツール」メニューのシンプル化を挙げている。

なお、Microsoft では Microsoft Edge の長すぎるメニューにユーザーが不満を感じていることを認識しているが、Microsoft Edge バージョン 117 ではメニュー項目間のスペース (行間) が狭くなり、メニューが大幅にコンパクト化している。これについて、行間の広いメニューが Microsoft Edge を選ぶ理由だったというユーザーからは逆に不満も出ている。

図解辞書と文法ツールはリーダーモード (イマーシブ リーダー) の機能で、現在のところ安定版チャネルの Microsoft Edge バージョン 116 には搭載されていない。全体にあまり使われていなさそうな機能ばかりだが、スラドの皆さんは廃止されたら困る機能があるだろうか。
16938709 story
変なモノ

カプリソーネ、子供の騒音を50秒間打消す「Kid-Noise Canceling」テクノロジーを発表 15

ストーリー by headless
静音 部門より
子供の騒音を 50 秒間打ち消すという「Kid-Noise Canceling」テクノロジーをパウチ入り果汁飲料カプリソーネ (Capri Sun) が開発し、9 月 1 日まで米国でプレゼントキャンペーンを実施した (FOODBEAST の記事キャンペーンサイトの Internet Archive スナップショット動画)。

ノイズキャンセリングヘッドフォンのような「WIRELESS KID-NOISE CANCELING TECHNOLOGY」と書かれたパッケージに入っているのはカプリソーネ 2 個。パッケージにはワイヤレスで 2 つ折り可能、50 秒のバッテリー寿命、アクティブノイズキャンセレーション、(ストローを突き刺すだけの) 簡単インストールといった特徴がアイコンで示されている。現在のカプリソーネ早飲みギネス世界記録は 8.2 秒だが、普通の子供がカプリソーネを飲み干すのにはおよそ 50 秒を要し、その間は騒がないことに想を得たイノベーションのようだ。
16940934 story
著作権

iFixit、米マクドナルドのアイスクリームマシンをDMCA迂回禁止条項の免除対象にするよう求める 25

ストーリー by headless
迂回 部門より
iFixit が米マクドナルドのアイスクリームマシンを分解し、米著作権法 1201 条 (DMCA 迂回禁止条項) の免除対象にするよう求めている (iFixit News の記事The Verge の記事Ars Technica の記事The Register の記事動画)。

米マクドナルドのアイスクリームマシンは故障が多いことで知られており、稼働状況を地図上に表示するサイト「mcbroken」が公開されているほか、2021 年には米連邦取引委員会 (FTC) が調査に乗り出したとも報じられた。

このアイスクリームマシンはフードサービス設備大手 Taylor Company 製で、1 台およそ 18,000 ドル。認定技術者以外による修理は保証を無効にするほか、設定を変更するメニュー画面を開くにはオーナーズマニュアルに記載されていない秘密のコードを入力する必要があり、オーナーは Taylor 認定ディストリビューターに月数千ドルのサービス料を払っているとされる。iFixit によれば、Taylor の利益の 25% は出張サービスによるものだという。

調査の結果、iFixit が特定したアイスクリームマシンの問題は、長時間稼働すると過熱により動作しなくなることと、一見ランダムに見えるエラーコードを出力することの 2 点。エラーコードは分析できるが、DMCA 迂回禁止条項により違法となる。そのため、iFixit は Public Knowledge とともに、消費者向けデバイスの修理に関する DMCA 迂回禁止条項の免除対象としてマクドナルドのアイスクリームマシンを含む商用産業機器を含めるよう、米著作権局に請願書を提出している。
16942558 story
Google

Google検索でアイテムを保存する「Google保存済み」機能、リンクが後日削除される可能性 16

ストーリー by headless
保存 部門より
Google 検索では検索で見つかったアイテムのリンクを Google アカウントに保存する「Google 保存済み (Google Saved)」機能を利用できるが、保存したアイテムは Google によるモデレーションの対象となるようだ (TorrentFreak の記事)。

実際にモデレーションの対象となった Eddie Roosenmaallen 氏がシェアしたスクリーンショットによると、保存したアイテムが Google のポリシーに反するため非表示化したと通知されている。アイテムはトレントサイトへのリンクのようで、具体的なポリシー違反の内容は Google 検索で URL がブロックされたことによるダウンストリームへの影響だという。何が違反になるのかわかりにくいが、Google 検索におけるユーザー投稿コンテンツに関するポリシーが保存したコンテンツにも適用されるとのこと。つまり、保存時点で検索結果に表示されていても、後日検索結果からの削除要請があった場合には、保存したアイテムも利用できなくなるということになる。
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吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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