パスワードを忘れた? アカウント作成
17401221 story
EU

フランスでトコジラミ蔓延、社会問題化 70

ストーリー by nagazou
ひー 部門より
フランスでトコジラミ(南京虫)が大発生しており、ここ数週間、パリの地下鉄や高速列車TGV、空港の待合室、映画館などでも目撃報告が相次いでいるという。トコジラミは刺されると激しいかゆみがし、皮膚のトラブルにもなる。体長約5ミリと小さく気づきにくい(静岡新聞)。

同国では来年にパリ五輪が迫っており、事態を重く見たパリのグレゴワール副市長は、ボルヌ首相に早急な対策を求めた。フランスでは1950年代に日常生活の場からはいったんは姿を消していたが、ここ30年の間に再び増加したという。理由としては殺虫剤への耐性が高まっていることや、観光ブームで人の移動が頻繁になったことなどが考えられるとしている。ネットでは日本でも同様の問題が発生する可能性があるとして警戒を求める指摘が出ている(Togetter)。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 16時29分 (#4540240)

    相手の特徴や弱点を学ぼう
    刺されると斑点上の跡が残りますね、体の片側とか跡が残るのでわかりやすい。

    和名:トコジラミ  別名:南京虫(なんきんむし)床虫(とこむし)
    学名:Cimex lectularius
    英名:Bed bug
    階級:カメムシ目トコジラミ科 触れるとカメムシ類と同じようにいやな臭いを発する
    生息範囲:北海道から九州(世界中の温帯地域)
    家の中の生息場所:光が苦手で、畳、壁の隙間、ベッドやカーペットの裏、古本など狭くて暗い隙間に隠れていることが多い
    活動時期:自然環境では夏場(6~9月)だが、暖房されていると冬でも活発に活動する
    体長:幼虫は1.5mm、成虫になると5-7mm程度で肉眼で見える
    寿命:成虫の寿命は長く、室温条件(18~20℃)下で1年近く生きることがある
    特徴①:吸血前は薄黄色からやや赤褐色だが、吸血後は吸血した血液が透けて見えるためより濃い茶色となる
    特徴②:1匹の雌成虫は1日に5〜6個、生涯に200〜500個も産卵する
    特徴③:成虫になっても翅は生えないので、飛ぶことはできない
    弱点:熱に弱い(45~60°以上)
    厄介な点①:噛まれて吸血されると、時には眠れなくなるほど強い痒みがでる
    厄介な点②:南京虫は不特定多数の人の出入りが多い商業施設や宿泊施設等で発生することが多く、駆除が完全に終わるまで、営業停止にしなければならない場合がある。

    • by Anonymous Coward

      今、その辺にいる子供も戦後の子供たちだと思うんだけど、もしかして戦前の子供なのかな。

      なお、DDTは一部の国では使用場所を限定して使われているらしい。

      • by Anonymous Coward

        誰かが「もう戦後ではない」って言ってた

      • by Anonymous Coward

        一度は世界的に禁止されるようになったけどアフリカではマラリア対策のためDDTの散布を再開したところがあるんだっけ?

        • by Anonymous Coward

          発癌性が指摘されたDDTとスーパー南京虫、どっちが有害?

          • by Anonymous Coward

            発癌性は否定する意見が出てきたり、戦後の「頭から振り掛け」を考えると大したことないのでは?
            個人的には吸血性の虫の方が遥かに嫌

            • by Anonymous Coward

              >発癌性は否定する意見が出てきたり
              嫌だというのは構わないが、あいまいな話をそれのみ提示しておくのはどうなのか

              以下、用心するには十分だと思う
              IARC発がん性分類について [maff.go.jp] 農水省

              IARCは、主に、人に対する発がん性に関する様々な物質・要因(作用因子)を評価し、4段階に分類しています。
              IARCによる発がん性の分類は、人に対する発がん性があるかどうかの「証拠の強さ」を示すものです。
              物質の発がん性の強さや暴露量に基づくリスクの大きさを示すものではありません。

              グループ 2B
              ヒトに対して発がん性がある可能性がある。
              このカテゴリーは一般的に、発がん性評価のワーキンググループが下した評価が、以下のうちいずれか1つのみを含む場合に適用される。
              ・ヒトにおいて「発がん性の限定的な証拠」がある
              ・実験動物において「発がん性の十分な証拠」がある
              ・「作用因子が発がん性物質の重要な特性を示す有力な証拠」がある

              孫引きのWikipedia記事で、カテゴリ2Bの説明に「(可能性が低い)」とIARC/農水省いずれにも無い文言が付け加えられた経緯は不明
              (上述の様に可能性の高低を直接表した分類ではないから、これは間違い)

              DDT, DDE, DDD, DDA-Organochlorine Pesticide [wordpress.com] Center for Environmental Medicine

              DDT is persistent in the environment, accumulates in fatty tissues and some pests can build resistance to it.
              While stored in fat, it produces no noticeable symptoms. It affects the nervous system by interfering with normal nerve impulses.
              Mammals exposed to DDT develop liver tumors an have increase risk of liver tumo

  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 16時04分 (#4540207)

    安ホテルで局部を噛まれてエラい目に遭った良い思い出。

    • by Anonymous Coward

      安ホテルで局部を噛まれてエラい良い、ってそれトコジラミの話ですよね?

    • by Anonymous Coward

      もの凄い雑な性別適合手術でもされたかのような書き方ですね・・

  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 16時24分 (#4540233)

    ダニ?いや…トコジラミ! すさまじい繁殖力で家中が危険地帯に いまや他国事ではなくなっている被害実録 [kobe-np.co.jp]」

    インバウンドがゼロだったコロナ期間でも拡がったのはツバメのせい?。
    姿を消していたトコジラミがインバウンドブームで強力復活 [nikkan-gendai.com]」

    なんで世界中で拡がったかというと、ピレスロイド耐性を身に着けたから。
    【トコジラミ】殺虫剤抵抗性を獲得し蔓延 [nikkeibp.co.jp]」

    • by Anonymous Coward

      輸入品の段ボールに潜んでいることもあるとかないとか

    • 25年程前に大学に通っていた時点で、男子寮でシラミ・南京虫が大発生して全員洗浄されたという話があった。(旧帝大:古くて汚い)
      またかなりの学生に結核が蔓延して、緊急検査の結果大量に病院にぶち込まれたりもした。当時ニュースにもなった。

      シラミ・結核といった『かつての病気』が身近ではなくなったせいで、清潔にすることという基本がおざなりになってきているのが根本原因では無かろうか。

      # COIVD-19・インフルエンザも最近は手洗い・マスクをしないせいで再蔓延が…

  • https://trafficnews.jp/post/78731 [trafficnews.jp]
    これのもとになったやつが効くような気がする

  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 16時07分 (#4540212)

    今、円安で激安になった日本に欧米やアジアから観光客がいっぱい来てるらしいね。
    ってテレビでやってた。

    日本にも持ち込まれるのは時間の問題ですね。

    • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 17時30分 (#4540276)

      既に日本でも大問題になってますよ。
      外国人が泊まる事が多い宿泊施設を媒介に、家に持ち帰って大惨事になるケースが多発中。
      耐性のせいか普通の殺虫剤が効かないんで、全ての居場所突き止めて殺しきらない限り永遠に噛まれ続けるのだとか。

      どこかに宿泊する際は、カバンや荷物をビニール袋等で包んで虫の侵入を防ぐのが基本だそうです。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        ほんま怖いわ…
        いつ自分ちで発生しても安心なようにはよ耐性持ちにもバッチリ効く薬剤開発してほしい

    • by Anonymous Coward

      インバウンドを受け入れながら問題を解決するにはどうすればいいのか?

      #個人的には観光立国やインバウンドは反対だけど…

      • by Anonymous Coward

        コロナでやったみたいに、空港などの検疫所で虫刺されのチェックすりゃいいんじゃないかな。
        もう遅いかもだけど。

        あとはコロナでやったみたいに他人が使うトコジラミが感染しそうなものの殺虫処理。

        • by Anonymous Coward

          荷物にくっついて入ってくることも多いから、
          虫に刺されてないからと言って安全とは言えない。

          >他人が使うトコジラミが感染しそうなものの殺虫処理。
          なんで問題になってるのか分かってないようだ。

          >>理由としては殺虫剤への耐性が高まっていることや

    • by Anonymous Coward

      時間の問題、、
      まるで国内では大昔に根絶、近年は持ち込まれたことが無かったような言い方ですが、
      海外に比べて頻度が低いだけで、毎年数百件報告されているでしょうに。

    • by Anonymous Coward

      10年ぐらい前から日本にもいるぞ
      同じタイプなんだろうけど薬剤耐性持ち
      定期的に話題に上がってる

    • by Anonymous Coward

      2000年代諸島のころだと、海外旅行に行った日本人が持って帰ってしまうケースもあったよ。
      子供向けの美容院で発生したケースとかもあったからな。
      トコジラミ自体は結構前から報告されてる。
      シラミを貧乏人と結び付ける人もいるけど、時代の移り変わりもあって一概にそうとは言えないんだよな。

      • by Anonymous Coward

        2000年代諸島

        ジジイの楽園みたいなところだな

    • by Anonymous Coward

      円高だった時の、アジア・南米からの(実質)労働者やアジアからの輸入品にも、着いて来てたけどね。

  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 16時23分 (#4540229)

    何言ってんだ
    誰が見たって移民のせいだろ。。。

    • by Anonymous Coward

      他のコメントが紹介してくれてるリンクか
      「宿泊施設 トコジラミ 外国人」「観光 トコジラミ」
      あたりで検索してみたら?

  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 16時46分 (#4540257)

    と空目した。

    • by Anonymous Coward

      100年近く前の有名な話ですね。
      ラヴェルのピアノ協奏曲ト長調を聞いた人がそう感じたと。

      # 100年前にゴジラの音楽はないんだけどね:)

    • by Anonymous Coward

      モスラボックスで防虫

  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 16時57分 (#4540260)

    南京虫って呼び方に文句をつけたりしないのかな?

    • Re:中国の人は (スコア:2, 参考になる)

      by Anonymous Coward on 2023年10月04日 17時37分 (#4540281)

      南京虫って呼び方に文句をつけたりしないのかな?

      日本語で「南京虫」って呼んでるだけで英語では「Bed Bugs」
      中国語では「溫帶臭蟲」

      南京虫は南京が原産だからというわけではなく「南京」は江戸時代に「海外から来た珍しいもの・小さいもの」に付けられた接頭辞みたいなものなので(同様の名称に南京豆・南京錠などがある)…

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      水虫は香港脚と呼ばれていますね。

    • by Anonymous Coward

      かんたまが きゆいのです あ なぜかと言うと なんきんに いったのです

  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 17時36分 (#4540279)

    一昔前に(ネットカフェから)家に持ち込まれた事があるが、対策に努め、ちょっとでも痕跡を見つけたら燻蒸(商品名略)を繰り返して自力駆除に成功したことはある。ピレスロイド系なので、耐性が出来てたらやだな。

  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 18時14分 (#4540301)

    航空機は、飛んでる時間を利用し、客室・貨物室ともに燻蒸処理をおこない、
    旅客の荷物の中もしっかり燻蒸処理をしてくれ

    • by Anonymous Coward

      飛んでいる間に換気すれば低温低圧で駆除できるのでは?

      • by Anonymous Coward

        荷物ってコンテナに入っているよね
        貨物室内が十分に寒くなってもコンテナ内の荷物まで冷えるかね?

  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 18時50分 (#4540328)

    国内のビジネスホテルがトコジラミが増えて困ってるって記事見たよ。
    なんか専門業者に依頼して殺虫剤撒いたとしても駆除しきるまでにすごい時間かかるしその間部屋は営業できないし、
    客が家に持ち帰ると駆除はもっと大事(家を使わないなんてことできないから駆除に年単位かかる)になるらしいので、
    安宿に泊まる人は気を付けましょう。

    • by Anonymous Coward

      ビジネスホテル → 帰りの移動で使ったバス、電車、タクシー → みんなの家庭へって感じで
      広がりそうだね。

  • by Anonymous Coward on 2023年10月04日 20時34分 (#4540396)

    薬剤による人為淘汰は強力ですね

typodupeerror

犯人はmoriwaka -- Anonymous Coward

読み込み中...