イネのカメムシ対策、7500倍に希釈した『焼き肉のタレ』 83
イネに味ついたりしない? 部門より
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
エンターテインメント関連の公式グッズを製造・販売する Numskull Designs がメタルギアソリッドの香水を発売した (製品情報、 Numskull のFacebook記事、 動画)。
この香水はシャドーモセス島にインスピレーションを得たものだといい、オークモスとシダーウッド、アンバー、ムスクをベースに、ミルラやバルサムモミ、パチョリがかすかに香る。取りたてのキノコや森の土壌を思わせるその香りが伝説的で魅惑的なシャドーモセス島にいざなう、メタルギアソリッドのファンに最適な贈り物とのこと。
香水はユニセックスで内容量 100ml。1,000 個限定で英国と欧州の一部のみの発売であり、既に品切れとなっているようだ。Just Geek が 39.99 ドルで販売していたが、現在は商品ページ (Google キャッシュ)が消えている。
戸籍上の性別変更を行うためには生殖機能をなくす手術が必要でしたが、10月25日、最高裁大法廷は手術を要件の一つとするのは違憲であるとの判断を行いました(NHK)。
トランスジェンダーの方にとって、手術を受けるということが大きな障害であったので、この判断は大きな前進といえます。ただ手術無しで性別変更を認める判断ではないので、立法府による「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」の改正が行われない限りは、性別変更には手術が必要な状態は変わりません。
現行の性同一性障害特例法では、性別変更の際に生殖能力を失っていることと性器の外観の変更が要件とされ、事実上、性別適合手術が必要であるとされている。このため、当事者は1、2審で性別変更を認められなかった。最高裁は、生殖能力をなくす手術を義務付ける法規が憲法違反であるとの訴えに対し、この要件が「過酷な二者択一を迫っている」と指摘。特例法制定以降の社会の変化、医学的知見の進展なども踏まえ、要件は「意に反して身体への侵襲を受けない自由を侵害し、憲法13条に違反して無効」と判断したとしている(TBS NEWS DIG、朝日新聞)。
電子マネー「ミャクペ!」は銀行やクレカからチャージ可能な電子マネー。
Apple PayやGoogle Payに登録してVisaのタッチ決済、iD決済で使用できる。
2025年日本国際博覧会協会は、大阪・関西万博に向けて、独自の電子マネーサービス「ミャクペ!」などの機能を含むスマートフォン向けウォレットアプリ「EXPO 2025 デジタルウォレット」の配信を23日から開始した。iOSおよびAndroid向けに提供を開始している。万博の機運醸成を図る目的から、2024年5月から順次サービスが利用できるようになるという(Impress Watch、ITmedia)。
万博会場では、現金の受け付けは原則的に行わず、来場者はプリペイドカードを発行・チャージするための端末を利用するよう案内される。ただし、飲料販売など一部の場面では、通信障害や災害時なども考慮して現金での支払いが可能になるという。独自の電子マネーサービスであるミャクペ!は、クレジットカードや銀行口座からチャージして使える電子マネー。名称は公募されたものから選ばれたとしている。このほか、ウォレットアプリには万博に関するさまざまな取り組みに参加するともらえる独自のポイント「ミャクポ!」、イベント参加などでミャクミャクのNFTがもらえる「ミャクーン!」の機能も実装されている。
楽天モバイルが「プラチナバンド」を獲得した。総務省に提出された開設計画では商用開始が2026年3月頃となっているが、2024年にサービスを開始したいと思っているとのこと。開設計画では2026年度に単年度の黒字化をめざし、2033年度末にはプラチナバンドによる人口カバー率を全国で83.2%に高めるとしている。
交付式後におこなわれた会見で同社は、サービス開始日は2026年3月ごろに設定していたが、開設計画は「だいぶ保守的に見積もった」ものだとして、2024年中にこの帯域を使用したサービスを開始する予定であるという。今回のプラチナバンドの割り当てに関しては、特定の基地局の開設数や財務の健全性といった条件が総務省から付けられているそうで、楽天モバイルは、これをサービスの拡充と加入者の増加によって実現する考え(総務省発表、ケータイ Watch、トレーダーズ・ウェブ、ITmedia)。
米カリフォルニア州自動車局 (DMV) は 24 日、Cruise の自律走行車に対する州内での展開・ドライバーレス運行テスト許可の即時停止を発表した (ニュースリリース、 The Verge の記事、 The Register の記事)。
Cruise の自律走行車は州内で消防車と接触して乗客が負傷したり、ひき逃げの被害者に乗り上げたまま停止したりといった事故がたびたび報じられている。DMV では Cruise の自律走行車が公道を安全に走行できないと判断しており、Cruise が安全性に関する虚偽の報告をしていたこと、Cruise やその代理人、従業員などによる行為や不作為が自律走行車テストによる公共の不合理なリスクを引き起こしていたことを許可停止の理由としている。
DMV は Cruise に許可の即時停止を伝えるとともに、許可の再開に必要な手順を伝えたという。今回の許可停止は人間のセーフティードライバーが乗車したテスト走行には影響しないとのことだ。
現在は働き方改革関連法の成立により長時間労働が規制されているが、建築業・運送業・医師については2024年まで適用除外されており、これを「2024年問題」と称していた。
そして医師についても2024年4月から、残業時間は原則として年960時間までに法規制されることとなった(厚生労働省)。これは一般労働者の年720時間以内を超えるラインであるが、それでもこれに該当する医師は、2019年より半減しているのだという(読売)
なお「原則として」というのは、基本的にはA水準で規制される場合であり、認定病院として「臨床研修・専攻医の研修」「高度な技能の修得」と判断された場合、C水準として1,860時間まで可能である。A,B,Cの水準について、それぞれモデルケースのタイムテーブルが公表されている(厚生労働省 pp:37-39)
アレゲはアレゲを呼ぶ -- ある傍観者