太陽系を襲う銀河砂嵐
space.comの記事によると、太陽の磁場が周期的に弱くなっているのに伴い、太陽系内に侵入してくる宇宙ダストの量が従来の3倍に増えているという。さらに今後10年でもう3倍増えるという報告もある。(ESAの解説)
これは、ヨーロッパ宇宙機関ESAが1992年に打ち上げた探査機Ulyssesの観測結果に基づくもの。この探査機は太陽まわりのおおきな極軌道をまわっており、ダスト検出器も搭載している。太陽を回る軌道とは明らかに違う軌道を持つダストは太陽系外から来たものと考えられる。
ダストの増加で直接被害をこうむるのは衛星で、穴は開かないまでも高電圧機器や望遠鏡への影響は大きい。それ以外では、流れ星がたくさん見える、黄道光が明るくなるなど、こちらは天文ファンにとっては嬉しいことかもしれない。