過去のソフトウェアの保存を阻むDMCA
− 岩に刻んでおけばよかったのにね
WIRED NEWSに2回の連載で、ウェブページの保存活動を行っている インターネットアーカイブが、古い「消えゆくソフトウェア」の保存に 取り組んでいるという記事が掲載されている。 10/17の記事、 10/20の記事
なぜ古いソフトウェアが「消えて」しまうのか、ということには、 記録媒体とコピープロテクトの問題が関係している。
例えば、5.25インチのフロッピーディスクに納められたプロテクト付きのプログラム。
現在の所、これを合法的に別の媒体に保存する手段は提供されていないので、 ディスクドライブが入手不能になる、フロッピーが読み出せなくなるなどの事が起こると、 プログラムの命は絶たれて「永久に使えないもの」になってしまう。 そしてこれは、現在主流になっている媒体(例えばCD-ROM)についても同様だ。インターネットアーカイブは、古いソフトウェアは重要な文化遺産であり、 本や映画など他のメディアと同様、保存すべきものであることを訴えているが、 違法コピー防止技術の回避を取り締まるDMCAに阻まれ、保存が出来ないでいる。
日本の現状はもっと厳しいな、と「JS-WORD」を眺めながら思っています。発売から、20年。使える環境はもう手元にはありません。電子的なモノの保存は、権利関係も含めて難しいようです。
同団体が米著作権局に提出している「DMCAの適用対象からの免除嘆願書」への決定は 28日に発表される見込みだそうだが、どのような判断が下されるのだろう。