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2003年10月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2003年10月28日のタレコミ一覧(全13件)
769061 submission
ニュース

iTunesに初のプラグインソフト(OSX限定)

タレコミ by Lcs
Lcs 曰く、
Octiv社からiTunes初のプラグイン、Volume Logicが発表された。同社のホームページからベータ版がダウンロード可能である。機能としては音量の平均化と周波数特性の補正をうたっているが画面をみるとノイズリダクションのスイッチもみえる。機能の説明に関してはこちらのページが詳しい。 現在はまだMacOSX用のみでWin用に関してはざっとみたところ記載はなかった。同社だけにとどまらずに広く各社からプラグインが発表されることを期待しているが実際の所どの程度仕様が公開されているのだろうか?
769060 submission
ニュース

ネット接続・高速記録可能な改良型DVD まもなく登場

タレコミ by MIYU
MIYU 曰く、

日経の 報道 によると、日立製作所、松下電器産業など電機・情報大手や映画会社など 日米欧アジアの二百十六社によって、 改良型DVDが年内にも共同開発される。

この改良型DVDの開発には、 DVDフォーラムに加盟する各社が協力し、技術を出し合うということだが、
映画や音楽を記録したディスク上に、インターネットの特定ホームページ(HP)へ接続するカギとなるアドレスや接続認証などの電子データを記録できるようにする、
記録速度を最大8倍速(DVD-R)に高速化する、などが改良のポイントのようだ。
記録容量(4.7G)や録画時間(アナログ放送で2時間)、読み書き方式(赤色レーザー使用)、販売時の実勢価格などは記事を見る限り現行の物と変わらない。

改良型DVDを使うと、通常の接続方法では見られないHPを表示させ特別な情報を提供したり、 DVDの内容を暗号化し、ネット経由で認証を受けないと再生できない仕組みを 導入したりすることが出来るようになる。
(記事中では、映画会社が認証の際の会員登録などで ディスクごとに所有者を把握することが可能になり、 著作権保護を強化できると述べられている。)

この「改良型DVD」の発売予定は2004年ということだ。

 

記事になっていないようなので 3日前の分ですが POSTします。
 − 誰のための 改良 ? −

769059 submission
ニュース

Disallow:/iraq――ホワイトハウスのrobots.txt

タレコミ by struggler
struggler 曰く、
本家より。ホワイトハウスの公式ページwhitehouse.govが、そのrobots.txtで「iraq」が含まれるすべてのディレクトリを外部からクロール不可能にしていることが発見された(詳細)。
現在1600行ほどのrobots.txtのうち、iraqを含むDisallow:文は768行にのぼる。各ディレクトリごとの印刷用ページを意味する/text(こちらは通常ページの単なる複製であるためにクロール対象から除外されているらしい)を/iraqに置き換えて追加したものらしく、明らかにありえないディレクトリも大量に登録されている。
whitehouse.gov自体の検索フォームからは見えるため、googleのキャッシュやwaybackmachineなどのアーカイブに保存されるのを阻止することで、現政権のイラクに関する過去の発言を見つけにくくするためではないかと推測されている。
直接アクセスすれば見れるのだから、何でも政府の陰謀にしたがるのはパラノイアだという声もあるが、延々と羅列される/kids/dreamteam/baseballcards/iraqやら/president/holiday/decorations/iraqといった記述からは確かに濃い電波が感じられる。
769058 submission
ニュース

コンピュータに「常識」を教える

タレコミ by Futaro
Futaro 曰く、
CNN.co.jpのこの記事 によりますと、カーネギーメロン大学(CMU)で、コンピュータに常識を教える、というプロジェクトが進んでいる、とのことだ。要するに、今までの人工知能のやりとりには、通常の人間の会話でベースとなる「暗黙の了解事項」がないため、これを教え込まないことには、人間とコンピュータでは会話が通じない、ということだ。もちろん、記事の最後にもあるように、同様の問題は既に広く認識されているから、あちこちで同じような研究をしているのだが。

このプロジェクトが他と違うのは、ネット上の画像データに対する反応を、一般からのキーワード入力によって行ない、その画像に対する「常識的反応」を、そのキーワードで特定する、というやり方をする、というところだ。

しかしね、H画像でもいろんなものがあるわけで、反応も多様だったりする場合はどうなるのか?だいたい同じ国の同じ会社の同じ部屋の中にいてもお互いに常識が違う場合もあるわけだし。それに英語以外だったらどうなるのか?とか、いろいろな問題があるように思うが。ということで、みんなならどんなシステムを作りますか?
769057 submission
ニュース

ETCで料金踏み倒しが急増中。

タレコミ by KAMUI
KAMUI 曰く、
既に旧聞に属するニュースですが日経BP BizTech の記事に依ると
現在,急速に普及が進んでいる(らしい)高速道路の ETC (自動料金収受システム)
「不正クレジットカードの使用」による被害が急増しているという。

料金未払いなどで利用停止になっている筈のカードや偽造カードで
通行料金が踏み倒される事件が多発。現在,不正使用率は通常の店舗などに
比べて約 10倍にも達しているそうです。そもそも当然これらのチェック体制は
完備されている筈だったが,決済システム自体が致命的な欠陥を抱えていた,と。
ETC システムでは通常のカード決済と違い「オンラインでのチェック」を行わない。
不正カードのデータは ETC システムに逐次登録されていて通過の度にそのデータと
照合する仕組みを取っているが,この登録されるデータ容量が約 14万枚分しか無い為に,
リストから漏れている不正カードはチェックをすり抜けてしまう・・・って,そんなのアリ?

国土交通省日本道路公団もこの件に関しては頬被り状態。
どちらのサイトにもこの件に関する文面は見当たらないので,
対策を講じる予定は当面無さげです。
現在,その被害はクレジット会社が被っている状態ですが,
最終的に何処かでユーザーにツケが回されるのでしょう。

なお,記事から既に世間にある不正カードの「枚数」は確認出来ませんが,
日本クレジット産業協会が取りまとめた 「クレジットカード不正使用被害の発生状況」
読む限り,桁が全然違うのは想像できますね(^_^;
769056 submission
日本

「日の丸半導体」反転攻勢へ エルピーダが来年上場

タレコミ by foryoolife
foryoolife 曰く、
asahi.com記事によると、半導体メモリーDRAMの専業メーカーとしては国内唯一の「エルピーダメモリ」が、来年にも株式を上場する方針を決めたらしい。東証上場と同時に公募増資などで1000億円規模の資金を調達し、国内工場の設備投資に充て、再編で生き残った「最後のとりで」として「日の丸半導体」復活を印象付ける転換点を狙う模様。国内において危ぶまれる製造業は今後どのような運命をたどるのであろうか。
769055 submission
音楽

Napsterがプリカ販売を導入。

タレコミ by KAMUI
KAMUI 曰く、
ZDNN の記事に依ると Napster を所有する
Roxio が音楽販売に使用するプリペイドカードを発表した。

Roxio のプレスリリース

年末商戦向けのギフトという位置付けだが,これでクレジットカードを持たない
10代のユーザーも楽曲を購入し易くなる。11月中旬から全米の小売り店 14,000店で
1枚 14.85ドルで発売され,15曲のダウンロードが可能。
表面を削り取ると ID 番号が表れて利用出来る様になる仕組み・・・って
要するにウェブマネーですね。

マーケティングはプリペイド専門の業者と組むそうなので,
もし日本でサービス開始する場合はやはりウェブマネーと組むのかな?
769054 submission
インターネット

インターネットの父ビント・サーフ@本家

タレコミ by yh
yh 曰く、
「インターネットの父」として知られるビント・サーフ(Vinton Gray Cerf)博士が本家のインタビューに応じている。1年前に本家に掲載されたもので、以下にその抄訳を、インタビュー翻訳企画の第15回としてお送りしたい。
原題は、"Vint Cerf Talks About Internet Changes"。TCP/IPの開発者のひとりとして、またICANNの理事のひとりとして、科学技術的また法的側面から、インターネットの利用や運営のあり方を中心に様々な側面と時代変化について思うところを語っている。

1) 匿名性についてはどうお考えですか?
Planesdragonによる

――プライバシーに関する個人の権利についてある種のモラルの議論があるにも関わらず、ひとは匿名となるとあっさりと無責任に振舞うという統計的な議論もあります。

インターネットにおける匿名性についてはどうお考えですか? 良いことですか? 悪いことですか? 語る価値もないことでしかなかったりしますか?

ビント:

匿名性については、非常に語る価値がある。プライバシー権は、ときとして、匿名の権利として表れる。ウィンドウ・ショッピングや現金決済では、個人の特定が要求されるべきではない――また多くの人々は、ネットサーフィンについても同じように感じている。あるケースにおいては、個人情報へ第三者がアクセスすることを保護するばかりでは十分ではなく、ネットワーク・ユーザに個人の特定を要求するまでの主張がなされるかもしれない。ホイッスル・ブローイングが問題になるケースにおいては、つまり、なんらかの犯罪を告発するには、保護のために匿名性が重要であるだろう。しかしながら、あなたが上に述べているように、同じ保護の仕方でも濫用の可能性をもたらすことにもなる。匿名性を悪用する力は、匿名性によって合法的に保護される力よりも、真の難問を生むのだ。だから、これは実に語るに値する。――あなたがより考えていくことに関心を持ちたい。

2) DRM?
GreyWolf3000による

――DRMについては、どういう見方をされていますか? 特に、フリッツ・チップやPalladium、MPAA/RIAAのロビイングが、インターネットを底から変えてしまうとお考えにはなりますでしょうか? 現段階でインターネットを手懐けることはできるでしょうか? できるのだとしたら、そういったDRMなどが公正な使い方を侵害するとはお見受けになりますか? 将来的には、インターネットへのアクセスを得るがために、インターネットそれ自身を蝕み始めるようなたくさんの規制がコンピュータ自体に持たされるようになっていくだろうというよく言われる恐れがありますが、それはもっともなものでしょうか?

ビント:

技術的に執行不可能な、あるいはデジタル技術の分野全体を機能不全にさせる効果をもつであろう法的政策には、私は非常に懸念している。デジタル・ミレニアム著作権法に表れたようなDRMの位置付けには、知的財産を保護すべく使われるのかもしれない暗号メソッドの情報を公開したり研究したりすることを違法とするものがあるが、これは現実的でないし、根本的に不健全だ。あなたのご心配は、十分根拠あるものだと私も思う。私も、知的財産保護のための科学技術は望ましいと強く信じる一方、「ある種の」情報は基本的に自由には共有できないようにしてしまおうという議論に悩まされている。インターネットとは大きなテントであって、高度に保護された情報からまったくオープンな情報まで広がる、たくさんの異なった運用モデルをサポートできるべきなのだ。

3) 商業的電子メールの創生期
ekroutによる

――1982年〜1986年の間、MCIデジタル・インフォメーション・サービスの副社長として、あなたは、インターネットに接続する初の商業的電子メール・サービスであったMCIメールのエンジニアリングをひっぱっておいででしたね。

エンジニアのほとんどが知るように、どんなプロジェクトでもいか程かの犠牲は負わなければならないし、金銭的制約などによって、あるべきと願った機能を諦めなければなりません。

かのプロジェクトにおいて、長としてあなたがしなければならなかった難しい決断について、お話をいただけませんでしょうか? また、そのプロジェクトで、その最終製品でやっていけると誰も考えなかったという時はありましたか?

ビント:

プロジェクトが始まったのは1982年後半のこと。デイブ・クロッカーと私がそのテクノロジの基礎部分の設計において直面した最も難しかった判断のひとつは、MCIメールにおいてはリニア・アドレッシングは採らずに、マルチライン・「アドレス」にできるようにしたことだった。MCIメールの受信者コミュニティ内の電子メール宛にも、郵便の住所宛にも、MCIメールでない宛先(例えばCompuServe)にも、Telex宛にも、そして(後には)FAX宛にも、送ってよいようにした。インターネットの電子メールの古典的なリニア・アドレッシング構造は採らずに、そういったマルチライン・アドレス体系を提供するのが重要だと結論するに至るまでには数ヶ月の討論を要した。

私たちは、業者たち(HP,DEC,アメリカン・マネジメント・システムズなど)にTCP/IPを使ってもらうよう当たってみた。けれど、インターネットやTCP/IPが彼らにはまったく知られていなかったことが想像できるかな。――で、それはただ、1983年1月1日、ARPANETで大規模な「出発」となったのだ! これにより、TCP/IPの商業的なサポートがなかったためにMCIメールに特化して開発された様々なプロプライエタリなプロトコルやX.25を使わなければならないというのはおしまいになったのだった。

私たちがMCIメールを立ち上げた時(1983年9月27日)には、ビジネス・セクターでは電子メールなんてものはあまり知られていなかった。ビジネスマンが電子メールを使うようになるなんて到底思えなかった。「接続性」を拡げることによって、MCIメールがもっと有用なものになるようにと、MCIメールの普及キャンペーンの一部としてCompuServeにMCIメールをつなげた。全般的に、電子メールがビジネス界でも広く認められるサービスとなるには、1983年から1992年までかかった。

4) TCP/IP
sdjunkyによる

――TCP/IPプロトコルについてなさったお仕事で、今から変えるとしたらどこでしょうか? 今となってみれば、それがどう利用ないし誤用されてきたかを過去回帰的に振り返ることができるわけですけれども。TCP/IPが作られたときでは思いもつかなかったものを、今から設計に採り入れるとしたら、それは何でしょうか?

ビント:

思うに、アドレス空間は32ビットより大きなものに決めておけばよかった!(その判断は、それに関する議論から1年後の1977年に行われていた。) 加えて、どの端末ユニット(「1個のIPアドレスを伴うもの」)にもそれ自身で他の端末ユニットを「認証」する方法を備えるという概念を、その設計原則に採り入れておけば賢明だったのに今となっては痛感している。現状では、そういった端末デバイスが自分で自身のIPアドレスを宣言しなければならず、それが、構造上、詐称やスプーフィングの機会を導いているのだ。それに加えて、ネットを経由する情報の機密性を高めるために、IPSECのようなエンド・トゥ・エンドの暗号メソッドを開発するある種の機会を設けておけばよかった。私は、1975年から国家安全保障局とともにインターネットのセキュア版に取り組み始めたのだった。皮肉にも。というのも、その設計の詳細は機密扱いで、その設計は、大学や産業界でインターネットの設計を展開することに勤しんでいる開発者で不確かな者とは、まったく共有されなかったからだ。

5) インターネットの欠点
Dirk Pittによる

――インターネットはしょうもなくも発展してきていますけれど、どの側面に最も失望なさっていますか?

ビント:

それは難しい質問だ。スパムや、ポルノとか不快なウェブ・サイトや、ドメイン名と商標の衝突や、検閲に執り行う当局の目論見、それらすべては、私がインターネットに失望した側面の例だ。それを相殺するような例としてインターネット上で非常に価値があるアプリケーションや情報の共有がなされていることは、そういった欠陥を埋め合わせてあまりあるように思える。一般的に言って、インターネットが、私たちの複雑で世界的な社会のすべての部分のインフラになればなるほど、私たちは、インターネットに映し出された社会のすべての側面をもっと目にするようになっていくのだ。――ネット上のユーザの人々の多様性について、ひとは現実的になっていかねばならないね。

6) 最も驚いたことは?
zero110による

――インターネットで用いるよう考案された驚くような使い方のうちで、最も(良い意味で、あるいは、悪い意味で)驚かされたのは何ですか?

ビント:

ティム・バーナーズ・リーがWWWを発明してから、その後急速に、マーク・アンドリーセンがMosaicをWWWに実装し、Netscape NavigatorやInternet Explorerやその他ウェブ実装やアプリケーションが続き、インターネットにコンテンツが雪崩れ込んでいったというのが、一番驚いたことだと思っている。もちろん、ネット上のコンテンツが信じられないほど幅広いものでがあることには、同じくらい驚きだ(あるいは、失望だ――上述のとおり)。インターネット・ラジオ、ビデオやインスタント・メッセージングには驚かなかった。1960年代の終わりから1970年代の始めごろにはそのコンセプトはすでにあったのだから。でも、何百万人ものひとがそういう機能を手にして使うようになると、過去にそういった機能を小規模に展開していたのをベースに全体がどうなるかという予想を立てるというのが難しくなったね。

7) インターネット・ガバナンス
cleetusによる

――インターネットには、最も基本的な技術レベルでも機能するように、ある種のスタンダードが必要となります。つまり、ある種のガバナンスです。ガバナンスないしスタンダードの設定の適切な範囲について、どうお考えですか? その投票資格があるのはどんな人でしょうか? ガバナンスを行うための適切なメカニズムとはどんなものでしょうか?

それらは、今現在あるようなものとはどう異なるのでしょうか? そのすべてについて、楽観的でらっしゃいますか? それとも悲観的でらっしゃいますか?

ビント:

明らかなのは、相互作用する数十億ものシステムが互換性を持つよう支えるスタンダードを、私たちは必要としているということだ。――そして、IETFで策定されている自主的なスタンダードや、様々な主体によって策定されているその他多くのものが、その相互運用性がもたらされていることによって、効果的な手段となっているように思える。私は、技術的スタンダードは、「ガバナンス」という、より一般的な言葉からは区別したい。その言葉は、技術的な相互運用性をはるかに超えた数々の問題を含んでいるのだ。ご質問では、技術的スタンダードの策定と、インターネットが機能する法的なフレームワークを、ごっちゃにしているのではないかと思わせる言い方ですね。もし、スタンダードを作る過程のガバナンスに焦点を当てることだけを意図して言っているのなら、IETFの公開手順がインターネットのユーザやプロバイダのコミュニティに長年資しているということを申し上げよう。

スタンダードの策定とインターネットの全般的なガバナンスの両方に機能しうるメカニズムを、私たちが維持し発展させていくことには、私は楽観的であり続けよう。この体系は非常に価値があるものだから、両方のニーズを満たすのに必要とされる支援が得られないことなどないのだという信念に大きく拠っているのだ。

8) ジョン・ギルモアからの手紙
Evroによる

――あなたはなぜカール・オウルバッハに反対するのかと問うたジョン・ギルモアからの書簡には返信なさっていますか? (私の知る限りでは)オウルバッハはICANNの財務書類の入手に務められた方ですよね。私の理解によると、ICANNの唯一のモチベーションは、ICANNにもっと影響力を持たせようというところにあるわけですね(例えば、その役員たちが私腹を肥やせるようにとか)。ICANNが法的には非営利組織だとすると、これはあまり倫理的なこととは思えません。

ビント:

ジョンの手紙には返信しなかった。

もしあなたが、ICANNの役員やそのスタッフたちが「私腹を肥やす」機会を持っているのだと思うなら、ファクト・シートをもっと慎重に見る必要がある。役員たちは誰一人として自分の仕事についてICANNから報酬をもらっていない――旅費の返還は例外だが、役員の多くは自分の旅費は自分で(あるいはその会社が)支払っている。

私の知る限りでは、カールの提訴から生じた裁判所命令に従って、ICANNはカールが要求した情報のすべてを彼に開示している。紛争の基本的なところは、情報をカールに開示すべきではないということでは「なく」て、むしろ、公に開示すべきはどの情報であるかという絶対的な裁量がカールにあるのか否かということだった。ICANNでは、様々なドメイン名のサービス・プロバイダから提供される専有的な情報を扱っているのだ。たとえば、私の理解では、役員の誰ににしてもいったん機密情報が公開されると、それはどう守られるのかをめぐって論争は進展したのだった。

ジョンが言うICANNの特徴づけは同意しない。ICANNはその活動のすべてについての膨大な量の情報をウェブに載せている。多くの非営利組織に比して、ICANNはよりずっと透明だし、どんな方面から寄付を得る機会もかなり大きく設けている。理性的なひとでもそんなことやこれには同意しないというなら、ジョンと私は単に物事を違く見ているというだけのことだ。

9) IPv6?
Ransakによる

――これから数年でIPv6に移行するという「計画」や宣伝を聞いています。でも、アメリカではIPv4でかなり満足しているようです。IPv6は、近い将来(2〜3年で)実現すると思いますか? ご高察では、この移行に拍車をかけることができるであろうものは(明らかなアドレスの枯渇の他には)何だと思われますか? あるいは、移行するべきではなく、NATにもっと依存するべきなのでしょうか?

ビント:

一般的に、IPv6が使えるデバイス(インターネットができる携帯電話、PDA、双方向テレビ、その他家電など)がインターネット空間にたくさん出てきたときに、その圧力ができるのだと思う。ひとはしばしば、IPv6への「キラー・アプリケーション」なんてものを考えるが、一般的に、大量のアドレス空間と簡単な設定(プラグ・アンド・プレイ)がただ利用可能となれば、十分に意義のある利点となると私は考えている。IPv4とIPv6が混在している環境というのは、管理が簡単なものにはならないだろうね。――IPv4空間の利用を「拡げる」べく今日用いられているNATは、IPv4の全世界からIPv6の全(ないしほとんどの)世界へと橋渡しをするものとして活躍する必要を明らかにするだろう。IPv6が飛躍的に浸透するのには2〜3年かかるだろうが、2005年までにはそうなると私は予想している。これは、日本でIPv6の実装が大きく進捗しているし、ヨーロッパではご存知のように「プッシュ」されているのだ。「6 by 6」のスローガンは、2006年までにIPv6を大いに発展させようという課題の一種として起こったものだ。数年内に、それが現実的なものか否かが分かるようになるだろう。

10) 人民のインターネット? あるいは人民のための?…
tekratによる

――(今あるような)インターネットが開発中の頃に目を戻しますと、それは政府の軍事プロジェクトでありました。

ビント:

ええと、アメリカ国防総省の高等研究計画局から資金を受けてはいたが、それはアメリカやイングランドやノルウェーやドイツやイタリアの大学とか研究所の院生によって設計されたものだ。

――でありながら、(90年代初めの)インターネット革命によりそれがARPA-Netから解き放たれてからは、誰でも接続でき、技術的なノウハウが十分ある者なら誰でもサーバを走らせてそのシステムの恒久的な一部分となれるという「黄金時代」を手に入れました。

ビント:

ええと、インターネットが初めて広まった1983年ごろ、APRANETはARPANET (bis)とMILNETに分離した。商業的利用は1989年ごろから。APRAPNETは1990年に、またNSFNETは1995年に役目を終えた。それは、商業アクセスやサービスの出現で、事実上誰にでも開かれたものであった。

――とはいえ、今や、おぼろげにも先が見えるようになってきました。巨大なメディア複合体が、「リンク訴訟」や、露骨なビジネス・メソッドの特許のみならず、個人は自分の家庭でサーバを走らせてはいけないとする過酷なサービス約款を通してインターネットをすべてコントロールし、人民の圧倒的多数が、インタラクティブに情報を発信するのに加わるのではなく、消極的に情報を眺めることしかできないという結果に終るだけという未来です。

ビント:

インターネットでの商業的拡大に関してのそういった問題はたくさんある。――とはいえ、ひとびとの大部分が情報を寄与できないというあなたの結論には同意しかねる。私の印象では、多くのISPでは、ウェブ・サイトに情報を掲載する機会を提供している。自宅でサーバを動かすのも未だ一般大衆向きではないけれど、サーバがもっと簡単に操作できて設定できる(プラグ・アンド・プレイ)ようになるにつれ、それは変わっていくものだと考えている。加えて、ISPは、対称で高容量のギガビット・イーサネット・サービスを提供すべく模索するようになるだろう。というのは、それが顧客のニーズに広範にサービスをするとても効率的な方策だからだ。

――みんながみんなしてサーバを動かすこと(人民のインターネット)は「良いこと」だとお考えになりますでしょうか? あるいは、政府や企業が市民への情報の流れをコントロールすること(人民のためのインターネット)の方が良いことだと信じておいでですか?

ビント:

その両方ともに価値を見つけるものでしょう。――加えて、十分な、対称容量がもたらされるまでは、ユーザは委託して自分のサーバ・サイトを運営してもらう方を好むだろうし、ホーム・サーバが自然視されるようになっても、ユーザはそういった運営を専門家に委ねる方を好むだろうし。

――それは自明な選択に見える一方、今現在の私たちの状況を想起していただくと、そこは、インターネットは「ワイルド・ウェスト」であり、メール・ボックスはspamのゴミで散らされ、また、インターネット上の風説は予想外の記事として登場する状況ですが、それが、「人民の」インターネットの直接的な帰結なのです。

したがって、どちらにしても賛成・反対があるのです。根本的には、この質問は、「あなたはワイルド・ウェストの方がいいのですか?」対「あなたはコントロールされてモデレートされたインターネットの方がいいのですか?」というものに凝縮されます。

ビント:

もし、どちらかを選ばなければならないなら、私はより開かれた環境の方がいい。でも、予測の範囲にある法的枠組みや執行の必要性も認めてはいる。ISPに不意打ちされたりするのが好きな人なんていないのだから。

――ビント

769053 submission
セキュリティ

セキュリティfix: Apache 1.3.29、Apache 2.0.48がリリース

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、

Apache ソフトウェアーファンデーションならびにApache HTTP サーバプロジェクト のアナウンスによると、Apache 1.3.29、Apache 2.0.48がリリースされたようです。 セキュリティfixが含まれています。

Apache 1.3.29においては、mod_aliasとmod_rewriteのモジュールでバッファ・オーバー フローが発生する可能性があるセキュリティバグの対処が行なわれています。 1.3系(1.1.x, 1.2.xのユーザも含む)のユーザーはApache 1.3.29へのアップグレード が推奨されています。

Apache 2.0.48においては、mod_aliasとmod_rewriteのモジュールでバッファ・オーバー フローが発生する可能性があるセキュリティバグの対処とMPMを使用している時に mod_cgidの処理の誤りよってCGIの結果を間違ったクライアントに返してしまうと いうバグの対処が行なわれています。 2系のユーザはApache 2.0.48へのアップグレードが推奨されています。
(注意事項として、Apache 2.0.42以降のモジュールとしか互換性がないようです。)

Announcement.txt --- Apache 1系(Apache 1.3.29)のアナウンスメント
Announcement2.txt --- Apache 2系(Apache 2.0.48)のアナウンスメント

http://nagoya.apache.org/mirror/httpd/Announcement.txt
http://nagoya.apache.org/mirror/httpd/Announcement2.txt

Webページの更新は、まだのようなのでミラーサイトをたどってソース を探すのが良いと思います。
http://www.apache.org/mirrors/
769052 submission
変なモノ

海中散歩用、個人用小型潜水艦「Gemini」 − Yellow submarine !

タレコミ by MIYU
MIYU 曰く、

MYCOM によると、期間限定で英科学博物館が 個人利用を目的とした小型潜水艦「Gemini」の展示を行なっている。
水中での全体像 コントロールパネルの写真 水上でハッチを開けた姿

この潜水艦は、Robert Leeds氏によって発明されたものだが、 最大潜航深度は50メートル、最高速度は4ノット、ツーシーター搭乗席を備え 2名の大人が最長3日間水中クルージングを楽しめるようになっている。

「Gemini」は、英科学博物館が「Undersea Sports Car」と紹介しているように、 本格的な潜水艦というよりは、 マイカー感覚で海中の世界を楽しむための乗り物のようで、 海上の空気をシュノーケルで取り入れながら、 より快適に海中散歩気分を味わえる走行モードも備えている。
また、ロボットアームやビデオカメラなども好みに応じて装着できるため、 個人海中探査の可能性が広がる( ダイビングでは水中にとどまれる時間は45分程度)、 との期待も寄せられているそうだ。

これぞ本物の Yellow submarine
769051 submission
ニュース

うるし塗りケースのPCが限定台数で登場

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
MYCOM PC WEBによると、かのエプソン・ダイレクトが、自身の創業10周年を記念して、漆塗り加工が前面パネルに施された「Pro2500漆塗限定モデル」を完全台数限定で発売するそうだ。ちょっと他の周辺機器類との調和に苦しみそうな気がしないでもないが、「和の心」に興味のある人はこの際検討してみてはどうだろうか??
769050 submission
検閲

梵漫画・梵アニメ・梵ゲーム?

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、

自民党のマニフェストには「青少年健全育成基本法案/有害社会環境適正化自主規制法案」の早期成立が明記されている。
「青少年有害社会環境対策基本法」とは国が"検閲"する役所を作り、一方的な偏見や密告によって漫画やアニメ、ゲームを発禁にしてしまおう、と言う法らしい。
こりゃ言論弾圧なんじゃないのだろうか?
>国民の理解と協力を求めて青少年健全育成のための社会的規制を強化する。
とも書いてあるが、個人的には国民の理解と協力なんぞ得られそうも無い気がする。

さらには東京都が青少年保護条例を改正(?)。
(1)性描写を一定の割合以上含めば、審査を経ず自動的に不健全図書に指定する
(2)書店が不健全図書と一 般書を厳格に分離して販売するよう規定する
などを検討しているらしい。

詳しくはムラクモ氏 のページをどうぞ。
769049 submission
ニュース

アメリカ、携帯電話のナンバーポータビリティー開始

タレコミ by int20
int20 曰く、
アメリカでは、11/24から携帯電話のナンバーポータビリティー(番号を持ったままキャリアを替えること)が導入される。現在のシステムでは他社ケータイに乗り換えると番号を変更しなければならないが、このサービスにより同じ番号での継続利用が可能となる。米調査によると、ユーザ42%がサービスの導入を知っており、5人に1人が買い替えを検討しているらしい。いままで番号変更が嫌で他社への乗り換えをためらっていたユーザにとって、非常に待ち遠しかったサービスだろう。日本でも署名運動をもとに公明党が政府に要望したり総務省が導入を検討している。しかし、キャリアにとっては設備投資が必要だったり他社にユーザを取られる可能性もあり、あまりやる気がないようだ。スラド諸氏はいかがだろうか。
typodupeerror

日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

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