MIYU 曰く、
Nature
によると
米Cyberkinetics社が「BrainGate」と名付けられた
システムの臨床試験をまもなく申請するということだ。
Cyberkinetics社の
プレスリリース(PDF)
「BrainGate」は、
四肢麻痺患者でも、脳内では運動のための信号が生成されているということに
注目し、それを取り出してコンピューターで処理することによって
患者に新しい「クオリティー・オブ・ライフ」を供給しようというものだ。
臨床試験では、脳の運動を司る領域の表面に、髪の毛より細い100の電極センサー
を組み込んだチップ(赤ちゃん用のアスピリンより小さいそうだ)を埋め込み、
収集した電気信号を<ケーブル>でつながれた信号プロセッサー
に送り込み、カートに組み込まれているコンピューターにアクセスすることで、周囲の環境中のコントロール装置
や自分の四肢を動かす、ということが試みられるそうだ。
猿による実験では、すでにコンソール上でのカーソルの移動に成功している。
また、人間への応用を考える上で安全性は重要なことだが、
猿の脳に埋め込まれたセンサーは2年にわたって動作し、
削除・交換が容易だったそうだ。
臨床試験は、早ければ2004年にも、5人の四肢麻痺患者の参加によって
始まる見込みだ。
このようなコンピューターによる支援システムが、患者の望み通りに正確・迅速に働くようになるのは、実際にはまだ先のことになるのだろうが、
会長のティム氏は
「BrainGate計画のゴールは、深刻な障害を持つ人の脳とパーソナルコンピュータを結びつける、確実かつ簡素な方法を開発することであり、その重大な第一歩の達成に集中する」と述べている。
現在日本語記事が、
MYCOMに掲載されている。