あるAnonymous Coward 曰く、
スクウェア・エニックスが運営するオンラインサービス「PlayOnline.com」に掲載された「プレイオンラインのアカウント盗用について」という警告によれば、「PlayOnline Plus」を似せて作成したページを作成し、プレイオンラインIDおよびプレイオンラインパスワードを盗用する事件が発生したとのこと。
PlayOnline Plusは昨年導入された新サービスで、Webブラウザでログインして、「フレンドリスト・プラス(PlayOnlineやPlayOnline上のサービスであるFINAL FANTASY XIなどで友達として登録したユーザーのログイン状況を確認できるリストがあり、その対象フレンドとメッセージをやり取りする機能)」、「キャラクターネームアドレス(ゲーム中キャラクタの名前とサーバー名をメールドメイン名と名前に追加する機能)」、「メール転送」、「メール着信拒否」の4機能を提供する。
このログインに使用するIDとパスワードはPlayOnline全体で共通であるため、盗用されるとキャラクタの削除はもちろんのこと、所持するギル(FINAL FANTASY XIで使用する仮想通貨:RMTは禁止だが10万ギル=800円前後で取引するサイトもある)、アイテム(モノによってはゲーム内で売ることも可能であるし、そういったことが可能なものは他のユーザーに渡すこともできるため、これもRMTすることもできる)が意図せず人手に渡ったり捨てられてしまったりするという事態を引き起こしかねない。
今回の件では盗用後、何が行われたのかどうかは言及されていないため定かではない。しかし、「弊社では発覚直後に不正を行っていた会員を強制退会処分とした」「公的機関に被害届を提出し、捜査の要請を行っております」とのことで、それなりに何かあったのではないかと思われる。
なお、今回の様にフィッシングでIDとパスワードを奪われたわけではないが、PlayOnlineではかつて「EARTH事件」と呼ばれるFINAL FANTASY XIのキャラクタ盗用&削除事件も起きている。
たかがゲーム。されどゲーム。キャラクタを育てるのにとても時間がかかるオンラインゲーム。どんな用途のIDとパスワードでも常に管理には気をつける必要を改めて認識させられる事件だ。
※なお、他言語のWebページにも記載があるため、今回の事件が日本国内なのか国外なのかは不明である(ちなみにゲームサーバーは全世界で共通である)。