21世紀,虫歯は「塗って」治す。
タレコミ by KAMUI
KAMUI 曰く、
FAP歯科研究所と山梨大学工学部の 研究グループが,歯の表面に塗る事でエナメル質と一体化して歯を復元する人工エナメルを開発した事を 24日付の科学誌 Nature に発表した。
Nature の記事:Materials chemistry: A synthetic enamel for rapid tooth repair
歯の主成分でもあり,歯磨き粉の CM で一般にも知られる様になった「ハイドロキシアパタイト」の一部をフッ素イオンと置き換え,酸性溶液と混ぜてペースト状にしたものを傷ついたエナメル質に塗るだけ。
エナメル質が酸に触れるとカルシウムやリンが溶け出してしまう。これが虫歯の原因だがペースト中にカルシウムやリンが多い状態ならば それらを使う形で元のエナメル質と同様の構造で再結晶化して傷ついた歯が再生されるという。 この間わずかに15分ほどだが Supplementary information の写真を見ると確かにかなり再生されているのが解る。
ただし初期虫歯でないとダメだと思われるので歯磨きはちゃんとしましょう。