Jubilee 曰く、
PC watchの記事によると、AMDは中国にGeodeプロセッサの技術をライセンス供与するという。
プレスリリースなどを見てもはっきりCyrixと書かれているわけではないが、通常GeodeといえばCyrix MediaGXに端を発するメディア統合プロセッサのこと。ちなみに最近の静音PCブームでごく一部で人気のGeode NXは、AMDが時代遅れになったが性能的に捨てるのはもったいないK7コアを再利用するために、低消費電力イメージに目をつけて特別に採用したブランドである。
Cyrixが健在だった頃、P5世代(6x86)開発の技術を当時まだ市場があった486プラットフォームに適用して作ったのがM1SCこと5x86で、4倍速486であるAMD 5x86とは異なり分岐予測など次世代技術を取り込んでいた。これにビデオコアなどを集積したのがMediaGXで、後にCyrixがNational Semiconductorに買収されるとGeode製品群の基礎となった。VIAによるCyrix買収に際してもGeodeはNSの元に残され、それが後にAMDに買収されたのが今回ライセンス供与となったGeodeであると思われる。
中身は486+αとはいえ、Cyrixのテクノロジーが流れ流れて(売られたわけではないが)中国の勃興に資することになったというのにも感慨深いものがある。
かくいう私のメインマシンではCyrix M2 (280MHz)が現役で動いていたりするのだが。