新型コロナの死亡者数確定値は速報値より２割くらい多いらしい（2022年1～7月の場合）

maia 曰く、

新型コロナの死者数は隔離期間中の人数が速報値としてカウントされている。当然数字は漏れがある。オミクロン株（日本では2022年1月～）は期間が伸びる傾向があったし、7日への短縮はさらに漏れを多くしたろう。9月以前と以後では報告条件が異なるので、直接比較は問題がある。実は新型コロナ感染による死者数は5ヶ月遅れで公開される人口動態調査の集計で知ることができる（2021年5月28日の記事）。2022年1月～7月の概数は17,043人である（表番号7-15参照）。しかし速報値の累積は2022年7月31日の32,577人から2021年12月31日の18,385人（NHK特設サイト）を引くと（1月～7月の合計になるが）14,192人になる。実数が17,043人だとすれば、２割増しでちょうどになる。隔離期間が7日に短縮された影響はいずれ分かるが、さらに開きは大きくなるでしょうね。以上、基本的なソースは高山義浩氏のFacebook（リンク略）。

なお（以下は要検証）人口動態調査による新型コロナ死2022年6月は566人、7月は1,941人、8月は9,293人（8月分は既に公表）。速報値ではそれぞれ571人、1,304人、7,295人だった。それぞれ99％、149％、127％が確定値になる。