超音速の翼,引退の時。
タレコミ by KAMUI
KAMUI 曰く、
読売新聞の記事に依ると
イギリスの British Airways と,フランスの AIR FRANCE の航空2社は
今年 10月を以ってコンコルドの運行を終了する事を発表した。
BAのプレスリリース
「調和」の意味を持つコンコルドは,イギリスとフランスが
共同開発して 1969年に初飛行,1976年に就航した。
マッハ 2の速度でイギリス・フランス〜アメリカを 3時間余で結ぶ
超音速旅客機として華々しくデビューしたが,定員が 100名と少ない上に
離着陸時や超音速時の騒音・爆音,更には燃費の悪さなどの問題を抱えて,
250機で元が取れるところ僅か 20機(原型 4機含む)の製造で終わった。
1979年に製造終了しているが,その決定は初飛行年の 11月に為された
という事からしても解る様に,時代は「高速輸送」ではなく
「大量輸送」の B-747 (通称・ジャンボ)を選んだ訳だ。
なお,スパイされたコンコルドの設計仕様書から造られたと言われる
旧ソ連の Tu-144 があったが,既に引退している。