JCO、ウラン再転換事業再開を断念
タレコミ by k3c
k3c 曰く、
毎日新聞の記事によれば、1999年9月30日に臨界事故を起こした(株)ジェイ・シー・オーが元幹部に有罪判決が下ったことを受けてウラン再転換事業の再開を断念した。親会社の住友金属鉱山(株)のプレスリリースにもあるとおり、今後は施設の維持管理と低レベル放射性廃棄物の保管管理、補償対応に専念するとのこと。なお、読売新聞記事によれば今後の年間経費は8億円にのぼり、その全額を親会社の住友金属鉱山が負担する計画。なお、これで、国内のウラン再転換事業者は三菱原子燃料(株)ただ1社となるが、電力会社は国外からも濃縮ウランを購入できるため問題はないとしている。
あの事故以来、国民の原子力安全に対する意識は大きく変化した。確かに「安全を確立できたので事業を再開します」だけでは国民、そして付近住民の信頼を得ることは難しいだろう。メドが立たない以上、企業として再開断念はやむを得ないところか。原子力産業全体がこのニュースを真摯に受け止めて欲しい。