京大の「原子の火」が消える。
タレコミ by KAMUI
KAMUI 曰く、
河北新報の記事に依ると
京都大学原子炉実験所の研究用原子炉 (KUR) が 2006年 3月で運転を休止する。
1964年(昭和39年)に本格稼動した KUR は核燃料に高濃縮ウランを使って出力は 5,000kw。
生物学や医学など各種の基礎実験や医療照射にも用いられてきたが,燃料を供給する
アメリカが核不拡散政策により 2009年 5月で「使用済み燃料の回収終了」を決定。
更に KUR については 2006年 6月以降は回収しない事を通告してきた。
当初は燃料を低濃縮ウランに切り替えて運転を継続する事も検討されたが,
国の安全審査などに時間が掛かる事や,使用済み核燃料処理の目処が立たない事などから
運転休止を決定した。休止後も京大による管理は継続される。
近々,廃炉について京大と文部科学省が協議を行う予定だが,
廃炉した場合の費用は 100億円以上とも推定されている。
なお,研究用原子炉を持つ大学は東京大学,近畿大学, 武蔵工業大学,
立教大学(註:リンク切れ)があるが,立教大学原子炉は既に廃炉が決定している様だ。