ディーゼル車排出ガスと花粉症の関連をマウス実験で解明
タレコミ by k3c
k3c 曰く、
毎日新聞記事より。東京都が疫学や環境科学、臨床医学などの専門家を集めて設置していた「ディーゼル車排出ガスと花粉症の関連に関する調査委員会」の報告書が提出された。この報告書によると、ディーゼル車の排ガスに含まれる微粒子がヒトの血液に入ると花粉症の発症・増悪させる物質が増え、花粉症の発症・悪化の原因となり得ることが分かった。また、妊娠したマウスや哺乳期のマウスにディーゼル車排ガスを吸わせるとスギ花粉に対してアレルギーを発症しやすい体質になることが分かった。…ただし、疫学調査では、ディーゼル車排ガスの多い地域に住む人と比較的少ない地域に住む人との間で、花粉症患者の割合に違いはなかった。調査委員会では疫学調査の結果について「都内ほぼ全域がディーゼル車排出ガスの影響を受けている現況下、今回の結果がディーゼル車排出ガスの花粉症発症への影響を否定するものではない」としている。
東京都はディーゼル車排ガスについて独自の取り組みを展開しており、今回の調査結果もこの取り組みを肯定するための材料としたいようです。疫学調査では証明できなかったものの、花粉症が主として都会で発生していることの説明として、ディーゼル車排出ガスと花粉症の関連を明らかにする取り組みを進め、ある程度の成果を出したことは高く評価されるべきでしょう。