インカ文字は7ビット2進法?
タレコミ by zokkon
zokkon 曰く、
インカ文明は無文字だったと言われているが,縄の結び目を使った情報伝達・蓄積の手段はあった。その結縄文字「キープ」が言語を表現したものかどうかは定説になっていないようだが,Discovery Channel の記事によると,解読状況がSigns of the Inka Khipuという書籍で発表される。Harvard University Gazette 5月22日号の String theorist という記事でも紹介されているが,著者はハーバード大学の人類学者 Gary Urton 教授。結び目の作り方には7つのポイントがあり2進法で表現でき,さらに24色使えることから理論上1,536個の情報の単位(≒文字?)を作れることに着目,同大学の数学者と協同でリレーショナル・データベースを駆使して研究を進めている。
個人的には紹介記事の中で「文字の解読」を cracking the code と表現しているのをおもしろいと思った。