KECK光干渉計 始動!
タレコミ by astro-m
astro-m 曰く、
ハワイ島マウナケア山頂にある口径10mの双子望遠鏡"KECK"で、光干渉計による初めての成果が報告された。
観測対象はおうし座にあるまだ核融合反応の起きていない原始星"DG Tau"で、観測からはそのまわりのダスト円盤と中心星の間に2900万km(0.2天文単位)のギャップがあることがわかった。(プレプリント:pdf形式)
これまでに発見された系外惑星系では、これより内側に大きな惑星がまわっている"hot jupiter"と呼ばれるものが多く、これほど中心星に近い位置で大きな惑星を作るのは困難とされてきた。今回それよりも遠くにダスト円盤の縁が見えたことは、より遠くで生まれた惑星が中心まで落ちてきたのではないか、という説を支持するものである。
木星に似た系外惑星の発見、最古の惑星の発見と、最近活気づいている系外惑星探査だが、これまで難しいとされてきた光干渉計の実用化によって更なる発展が期待できる分野となるだろう。