高速道路でクレジットカードが使えなくなる日
タレコミ by なぞの無芸大食
なぞの無芸大食 曰く、
7月20日付け日本経済新聞朝刊に、高速道路でETCが使えなくなる? という、ちょっと信じがたい記事が掲載されていた。
原因はクレジットカードの不正利用の急増。偽造クレジットカードによる被害は、何も高速道路に限った話ではないが、高速道路での偽造カード利用率は加盟店平均よりもはるかに高く、カード会社を悩ませているという。
原因は、道路公団独自のカード決済システムにあるという。通常、クレジットカードの決済は、加盟店とカード会社の間を結んでいるCAFISなどのネットワークを通じて、リアルタイムに決済情報をやりとりしている。この際に、カード会社側は信用情報や限度額、不正利用情報などに紹介し加盟店端末(CAT)に利用の諾否を回答する。
しかし、トランザクションが完了するまでに最高20秒ほどかかるため、道路公団のカード決済システムは独自にカード会社から寄せられた不正利用情報を集めたデータベースに照会するだけで、決済情報をリアルタイムにやり取りしていない。この不正カードデータベースの容量が小さく、実際に出回っている不正カードの1/10しか照会できない。このため、大量の不正カードが高速道路で使えてしまっている。
道路公団の場合、不正利用されたクレジットカード被害は道路公団ではなくカード会社が負担しており、カード会社側の被害額は甚大。カード会社側は道路公団に対し、データベースの容量を拡張するよう要求しているが、道路公団側は容量を増やせば5秒以内にカード決済が終了しないと拒否している。カード会社の中には、高速道路でのクレジットカードの利用を停止することを検討している会社もあるという。
さすがに決済システムが異なるETCが使えなくなることはないだろうが、クレジットカード支払原理主義過激派のタレコミ者としては困るのだが・・・。