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サイエンス

性別の差か経験の差か それが問題だ ?

タレコミ by MIYU
MIYU 曰く、
 − 境界領域は ? −

スイスのバーゼル大学の研究者が、 核磁気共鳴機能画像法(fMRI)を使用して、幼児の声を聞いた時の 成人男女の脳の活動状態を調べ、 脳の反応が子供の有無と性別によって違っている、と発表しています。

Seifritz氏等の研究報告によると、子供のいる大人は男女に関わらず脳の扁桃部が幼児の泣き声に活発に反応したのに対して、子供がない大人は幼児の笑い声により大きい反応を示したそうです。 Seifritz氏はこの差について、脳が親として学習している事を示すものだと述べています。幼児が泣いているのは、何かが不適当であることを親に訴えている状態なので、泣き声に反応するのは自分の遺伝子の生き残りという事を考えた場合生物学的に有用なのだそうです。

また、前額の皮質中に存在する “音が意味のある物かどうかを判断する雑音フィルタ”部位では、 男性と女性では反応が異なっていて、 男性の脳がよちよち歩きの幼児の声を雑音だと解釈するのに対して、女性の脳はそれを雑音でない重要なものと解釈し他の部位に伝達しているそうです。
子供のいない女性でも脳が同じように反応する事から、 「この差は学習によって生じているのではなく、性別によって決められている物のようだ」と述べられています。

男性的・女性的という特徴の中には、他にも脳の機能の差による物が有るのかもしれないですね。 12月22に Natureが記事を掲載しています。
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弘法筆を選ばず、アレゲはキーボードを選ぶ -- アレゲ研究家

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