danceman 曰く、
才能ある選手が多く所属すればするほどそのスポーツチームは強くなるだろうが、果たして、強い選手が多すぎて逆効果になることはないのだろうか。コロンビア大学と世界トップクラスのビジネススクールとして知られるINSEADの共同研究により、この疑問への答えが導き出されたとのこと(Huffington Post記事より)
2002年から2012年までの全NBAチームのレギュラー・シーズン・プレイのデータをもとに、各選手が勝利にどれ程貢献できるかを導きだした。すると、才能ある強い選手が多ければ多いほどチームの成績が良くなるのだが、ある一定の人数を超えると成績が悪くなることが分かったとのこと。自分のエゴよりもチームを優先することで生まれるチームワークが損なわれてしまうからだという。これは、チームワークが重要とされるサッカーでも、FIFAのデータをもとに分析したところ、同じ結果が導き出されたとのこと。
だが、「団体スポーツの仮面を被った個人スポーツ」と呼ばれる野球では、チームワーク以上に各プレーヤーのパフォーマンスが試合結果に及ぼす影響が強い。そこで、野球でもMLBのデータをもとに同様の分析を行ったところ、バスケットボールやサッカーとは結果が異なり、強い選手が多く所属しすぎているために勝てなくなるということはないことが分かったとのこと。