自動車からの温室効果ガス排出を本気で減らしたいなら、バスもEV化が必要
タレコミ by headless
headless 曰く、
本家/.「To Really Cut Emissions, We Need Electric Buses, Not Just Electric Cars」より電気自動車(EV)はTeslaなどの乗用車ばかりが注目を集めているが、自動車からの温室効果ガス排出を本気で減らしたいなら乗用車よりもバスのEV化を推進する必要があると主張する記事がSlateに掲載されている。米国では近年、地下鉄やライトレールといった都市鉄道システムの発展によりバスの利用者は減少しているものの、米国公共輸送協会(APTA)によると昨年も公共交通機関利用者数の約半分をバスが占めていたという。National Transit Databaseによると米国の路線バスの燃費は平均1.2km/L程度で、年に平均8万km程度走行する。電気バス自体は高価だが、燃料コストを大幅に下げることが可能だ。ただし、問題がないわけではない。走行可能距離の関係で、すべての路線で電気バスを使用することは難しい。また、運転手は感覚の異なるブレーキやアクセルの操作、ドッキングステーションへの入庫といった操作を覚える必要がある。さらにディーゼルから電気に切り替えた場合の燃料コスト削減についても、あまり期待できないとする意見があるようだ。乗用車であれば電気料金の安い夜間に充電することが可能だが、バスの場合は充電する時間を選ぶことができず、電気料金の高くなることが多い昼間であっても充電する必要が出てくるためだ。
国内では北九州市や伊勢市などのバス路線で電気バスが運行されているほか、各地で巡回バスとしての運行や実証実験が行われているようだ。皆さんの地元には電気バスが走っているだろうか。