鳥インフルエンザ問題、特許が人類を滅ぼすのか?
タレコミ by gedo
gedo 曰く、
読売新聞の記事「鳥インフルエンザ、ワクチン実用化に特許の壁」 参考記事(1)、参考記事(2)によると、この頃は人にも感染が広がっている鳥インフルエンザですが、ワクチンの開発はできたものの、量産に意外な所から待ったがかかった。
このワクチンの量産に必要な技術をアメリカ系の複数のバイオベンチャー 企業がバラバラに特許として握っており、そのライセンス交渉が難航していると言うのだ。
紙の方にしか書いてないが、感染爆発が起こる最悪のケースでは、映画「復活の日」ではないが数億人以上の感染者や死亡者がでると予測している所もあり、SARSよりも脅威であると言える。
WHOも事の重大性から、このバイオベンチャー企業群に対し、ワクチン量産に 必要なライセンスを製薬会社に行うよう説得しているが、応じてもらえないのだという。
しかし代替技術の開発には長期間かかると思われ、それまでの間、ワクチンの生産量はかなり限られたものとなり、ワクチンが間に合わず感染爆発が起こった場合、対応しきれないことも考えられる。
そもそも特許と言うものは本来、発明者の保護と、その技術を人類の福祉に役立てることの両立を資本主義社会上に実装したものとも言える。
しかし現実は、このような重大な問題の他にクズ特許や商標横取りで泡銭を儲けようとたくらむ人たち、世界各地で続発する企業の不祥事を見ると、近代を支えてきた資本主義システムも、転換期を迎えているのかもしれない。