DMCAに宣戦布告、しかし真の問題は...
タレコミ by brake-handle
brake-handle 曰く、
今年7月16日のあの事件、ロシア人暗号研究者の衝撃的な逮捕から1カ月半。8月29日、彼を支援する活動家たちが逮捕の拠り所となったDMCA(デジタルミレニアム著作権法)に宣戦布告した。
DMCAの恐ろしさは、コピーの目的の如何に関わらず、暗号破りのようにコピーに応用しうる技術を考案すること自体を悪としていることにある。しかし、世の中コピーを一切使わなかったら大変なことが起こる。大きなものでは、データを保存しているメディアの寿命が尽きると中のデータが一切読み出せなくなってしまう。例えばきちんと代金を払って購入したCD-ROM。誤って表面に傷を付けてしまったり、あるいは経年変化によってデータの保存を担うアルミニウム層が酸化してしまったら? DMCAは「買いなおせ」という冷たい答えを出すのである。
そもそも永久にデータを保存できるメディアなんて存在しないか、存在しても仕様コストが高過ぎる。とならばデータのコピーはデータを生き残らせるのにむしろ本質的に必要になるはずなのだが...
加えて、もしあまり知られていない国に、Tax HeavenならぬCopyright Heavenのようなものが作られたら? マネーロンダリングならぬコピーライトロンダリングのような、もっとタチの悪い犯罪が犯される恐れは十分考えられる。あのFBIでさえも、マネーロンダリングや麻薬密売をこの地球上から撲滅することに成功していない。そんな機関にコピーの管理を任せてよいのだろうか?