ブラックホールにひきちぎられる星
タレコミ by yosuke
yosuke 曰く、
NASAとESAは、Chandra望遠鏡と XMM-Newton望遠鏡でブラックホールが星をバラバラにする場面を観測したことを発表した(CNN.co.jpの記事)。この現象は理論的には予測されていたものの、これまでに強い証拠が観測されたことはなかった。
Max Planck研究所のStefanie Komossaに率いられた研究チームは、地球から7億光年離れた銀河"RXJ1242-11"の中心にあるブラックホール周辺で急激なX線の増光がおきたため、詳しく観測していた。その結果、この増光は、ブラックホールの潮汐力によってバラバラにされた恒星のガスが、凄まじい高温になって起こしたものである、と結論づけた。 太陽程度の大きさであったこの不幸な恒星は、質量の数%をブラックホールにのみこまれ、残りを周囲に飛び散らせてしまったようだ。
なお、この結果はAstrophysical Journalに掲載される。