
Windows XP対応アプリがWindows XP SP2では機能しない可能性
タレコミ by shiraga
shiraga 曰く、
Windows XP対応アプリがWindows XP SP2では機能しない可能性があるらしい。詳しくはリンク先を参照して欲しいのですが、基本的にはセキュリティ強化のために、デフォルトのいくつかを変更し、そのために動かないソフトが出る可能性がある、ということらしい。
影響を受ける分野は大別して
の4つで、最も影響を受けるWindowsの部分は、
- ネットワークの保護
- メモリの保護
- 電子メールのセキュリティ
- ブラウザのセキュリティ
らしい。
- RPC(リモート・プロシージャ・コール)
- DCOM(分散コンポーネント・オブジェクト・モデル)
- Windowsファイアウォール
- メモリ実行保護
驚いたのは、影響を受けるアプリケーションの中に「Visual Studio .NET」が含まれていること。 「ファイアウォール機能が、デフォルト設定でオンになり、すべてのポートが閉じられるため」リモートデバッグが使えなくなるという。
(ファイアウォールの設定変更で対処出来るのかは記事中では触れられていない。)このような比較的新しい自社アプリに影響が出ることも厭わず、セキュリティ強化に踏み切るという心意気は素晴しいと思うが、「Service Packでそこまでやるべきか?」という疑問は残る。
なお、Microsoftは開発者に向け、Windows XPマシンにWindows XP SP2をインストールしたときの影響を詳しく解説する、オンライン トレーニング コースを用意している。