USTRが日本の3G TD-CDMA市場閉鎖性に注文
タレコミ by brake-handle
brake-handle 曰く、
日経の記事によると、アメリカ通商代表部(USTR)は4月7日(現地時刻)に発表した2004年の年次報告書において、アメリカの会社が日本の3G TD-CDMA市場から排除される恐れがあると述べた。現在、日本のTD-CDMAには2010-2025MHzの周波数帯域が割り当てられている。この帯域を利用するには総務省の免許が必要だが、同省はアメリカの特定の会社に対して免許を交付しなかったとされている。以下、報告書5ページからの抜粋。
In Japan, the regulator (MPHPT) has announced its intention to license additional spectrum for 3G wireless services at 2010 MHz this year, but so far has refused to issue experimental licenses to certain U.S. companies to test new technologies in this frequency range, potentially limiting their eligibility in upcoming licensing.その上で、USTRは日本に対して周波数割当方針の明確な説明を求めたものの完全な回答が得られていないため、問題が決着するまで総務省による周波数割当の動向を注視しなければならないとしている。
TD-CDMAはMbps級のモバイルブロードバンド技術として注目を集めており、日本ではIPモバイル(マルチメディア総合研究所のプレスリリース)、NTTコミュニケーションズ、イー・アクセス、ソフトバンクなどが2003年にこぞって免許取得や実験開始を公表している。ビジネスモデルの模索が進むに連れて各社ともより広い帯域を求めており、韓国のように空いている帯域を柔軟に開放せよという声もすでに出ている。そのさなかにアメリカから周波数開放の圧力がかかったことで、サービスインまでの道のりは波乱含みになってきたようだ。