レガシーを追放せよ!
タレコミ by von_yosukeyan
von_yosukeyan 曰く、
日経コンピューター5月23日号の記事(閲覧には無料の会員登録が必要)によると、独立行政法人日本貿易保険(NEXI)は、COBOLベースで稼働している基幹系システムをJavaで再開発する予定だ
現行システムは、1992年に稼働したもので250万ステップのCOBOLコードが、NECのACOS-6メインフレーム上で稼働している。しかし、長年の機能追加などでコード量は現在550万ステップまで肥大化し、保守性が悪化していた
今回、NEXIが日本IBMに発注したシステムは、このうち保険業務システムと呼ばれる基幹系システムの核となる部分で、400万ステップのCOBOLコードをJavaに置き換える。興味深いのは、このプロジェクトは自民党のe-Japan重点計画特命委員会によるレガシーシステム改革指針に基づき、刷新が決定された第一号システムで、ハードウェア調達とソフトウェア調達が分離して行われる。IBMが受注したソフトウェア部分は、ハードウェアやミドルウェアに固有の依存性を極力排除することが要件とされる
ハードウェア入札は今後行われる予定だが、この新入札方式が公共系システムのコスト削減と、レガシーシステム追放に繋がるかどうか注目されるだろう。なお、欧米でも同様のレガシーシステム追放政策が進められている(過去の記事)