200万個の演算プロセッサで、目指せ2ペタフロップス
タレコミ by chiba-f
chiba-f 曰く、
東京大学、情報通信研究機構などを中心とする研究グループは、世界最速のスーパーコンピュータの開発プロジェクト「GRAPE-DRプロジェクト」の着手を発表した(ITmediaニュース)。これは密に結合された多数のGRAPE-DRチップを搭載したPCサーバとIPストレージ・ドライブを高速スイッチで結合したクラスタと、これらのクラスタを高速ネットワークで結合したシステムの開発を目指す。これで用いられるGRAPE-DRチップには1024個の演算プロセッサが含まれ、システム全体では2,097,152個になる。このシステムの開発のもととなるGRAPEは当初、銀河系のような重力多体系の運動を計算するために作られた、重力を並列計算するための付加プロセッサである。GRAPEチップには重力計算プロセッサが多数含まれ、このチップを多数並列稼働させることにより、膨大な数の重力の同時計算が可能になる。このプロジェクトでは、GRAPEのパラメータを変えることにより重力と似た式で表わされる計算も高速に行えることに着目し、重力多体系のみならず、それ以外の研究への応用も目指す。研究テーマとして、流体力学シミュレーション、分子動力学、超高速質量分析データ探索などがあげられる。