minato_nakazawa 曰く、
ぼくは2013年9月からAQUOS PHONE esのユーザである。好きな音楽についてに書いた通り,あまりにもいろいろな音楽を聴くので,買ったCDからリッピングしたり,ダウンロード購入したファイルの容量が,既に75 GBに達している。何ヶ月か前に64 GBのmicroSDXCを買ってAQUOS PHONE esに入れたら「フォーマットしますか」というダイアログが出てきて,OKしたら普通にフォーマットできて,全体がちゃんと認識された。それをアダプタに入れてDynabook R83(OSはWindows 8.1)のSDXCスロットに挿すと,ちゃんとFAT32フォーマットされた64 GBのメディアとして認識された。
最近,128 GBのmicroSDXCも安くなってきたので(トランセンドのClass10,UHS-I対応のものがAmazonで6,480円だった),128 GBにして音楽ファイルを全部入れようと思い立った,というのが,この話の始まりである。
結論から言うと,できたはできたが,64 GBのときとは段違いの難しさだった。
まず,64 GBの時と同様にそのままAQUOS PHONE esに挿すと,フォーマットするかどうか尋ねるダイアログが出て,OKするとフォーマットはされる。しかし,67 GBだけFAT32でフォーマットされ,残りは認識されない。このmicroSDXCをアダプタに入れてR83のSDXCスロットに差し込むと,FAT32でフォーマットされた64 GBのメディアとして認識される。
これでは128 GBメディアを買った意味がないので,Windows上でエクスプローラでフォーマットし直してみた。すると当然のことながらexFATになってしまう。これは,AQUOS PHONE esでは読めない。AQUOS PHONE esに挿すと「フォーマットしますか」と聞いてくる。これではいけない。
Windows上でFAT32フォーマットをするフリーソフトがいくつかあって,そのうちFAT32Formatterというソフトをインストールしてみた。起動してみると,FAT32で64 GBフォーマットされた状態のときは,残りが未割り当てになっていた。ここで別ドライブとしてFAT32で領域確保する手続きはできるが,最後にエラーが出て使えない。全部領域解放して128 GBの1つのドライブとして確保しようとしても,やはり最後にエラーが出て使えない。
本当かどうか知らないが,Windows 8以降はWindows上では128 GBのFAT32は許さない仕様になったという情報があったので,次はLumix GF5に入れてみた。フォーマットしてみたら128 GB全部使えたが,Lumix G5によるフォーマットはexFATだった。これでは意味がない。
そこでLinuxでのフォーマットを試すことにした。ちょうどubuntuとWindows10のデュアルブート環境にしたばかりだったVAIO-SAが手元にあるので,ubuntuで起動してみた。アダプタにセットしたmicroSDXCを差し込み,端末から
sudo fdisk /dev/mmcblk0
とするとfdiskの操作待ちになるので,まずdで領域解放し,次にnの領域確保からpを選んで全部を1つのプラマイリパーティションとして確保する。このときpで状態をみると128 GBのlinux領域になっている。そこでtでcを選んでFAT32 (LBM)にタイプを変更する。ここまでやってからwでパーティションテーブルを書き込んでfdiskを終わる。
しかしこれだけだとAQUOS PHONE esは128 GBのFAT32フォーマットメディアだとは認識してくれなかった。そこで,もう一度VAIO-SAに挿し直してから,
sudo mkfs.fat /dev/mmcblk0
としてFAT32のファイルシステムを構築してみた。その上でAQUOS PHONE esに挿すと,今度は全体を128 GBのストレージと認識してくれた。この状態のmicroSDXCはアダプタ経由でWindowsマシンに直挿しすると「フォーマットしますか」と尋ねられてしまうが,USBでMTP接続すれば問題なく認識された。この状態で音楽ファイルをコピーするのは物凄い時間がかかるのだが,とりあえずエラーはでない。
というわけで,AQUOS PHONE esで128 GBのmicroSDXCが使えるようになった。購入した音楽をぜんぶ持ち歩けて嬉しい。