クアルコム、NXPセミコンダクターズを買収か
タレコミ by Anonymous Coward
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各種ゼロデイ脆弱性を利用したエクスプロイトの買い取りを行うZERODIUMが、買い取り価格をiOSで3倍、Andoridで2倍にするなど大幅な価格改定を行っている(ZERODIUM — エクスプロイト買い取りプログラム、 Ars Technicaの記事、 V3の記事、 MacRumorsの記事)。
ZERODIUMは昨年、iOS 9のリモート脱獄報奨金プログラムを期間限定で実施し、1チームに100万ドルを支払っているが、通常の買取価格は50万ドルとなっていた。今回の改定により、iOS 10では期間が限定されることなく最高150万ドルが支払われることになる。また、Androidのリモート脱獄でも、Android 7では従来の10万ドルから倍増し、20万ドルとなっている。大幅な買取価格の上昇は、iOS 10とAndroid 7でセキュリティ向上に伴うものだという。
このほか、リモートコード実行+サンドボックス迂回については、Flashで2万ドル増の10万ドル、Microsoft Edge/Internet Explorer/Safariでは3万ドル増えて8万ドルとなるなど、そのほかの脆弱性についても価格改定が行われている。
南北米大陸やカリブ海地域を含む米州で、麻疹(はしか)の排除が完了したそうだ(PAHOのニュースリリース、 The Vergeの記事)。
麻疹の排除は米州が世界で初めてであり、新三種混合ワクチンの接種を22年にわたって進めてきた成果だという。米州でワクチンによる予防が可能な病気が排除されたのは、1971年に根絶された天然痘をはじめ、1994年の急性灰白髄炎(ポリオ)、2015年の風疹および先天性風疹症候群に次ぎ、麻疹が5番目となる。
2002年のベネズエラを最後に、米州域内で発生した麻疹の感染拡大は確認されていないという。ただし、域外での感染者が流入するため、麻疹患者がまったくいなくなったわけではない。ブラジルでは2013年から1年以上にわたって感染が拡大していたという。ブラジルで最後に感染者が確認されたのは2015年7月であり、国際専門家委員会は感染阻止に成功したとの証拠を受け入れ、12年以上にわたる米州域内での発生防止の成果を考慮して排除完了を宣言したとのこと。
なお、麻疹の感染拡大を防ぐには人口の90~95%が予防接種を受けている必要があるそうだ。米国での接種率はおよそ90%だが、世界全体では80%程度に過ぎないという。排除完了が宣言されたとはいえ、今後も引き続き予防接種を行い、90%以上の接種率を保たなければ再び感染が拡大する可能性があるとのことだ。
ソフトバンクのユーザーが請求金額がやけに大きい事に気づいて、原因を追求したところ、知らない間に日本ユニセフ協会に携帯料金から寄付する形になっていたという話がある(ITmedia、netgeek、togetter)。寄付勧誘メールが送られていて、よくある閲覧時の意図せざるクリックか、あるいはバッグの中で勝手に動いてしまったのかもしれないが、ユーザーが気づいてないようだ。そういうページの作り(ボタンの作り)が問題だし、認証なしに契約されてしまうのも問題のようである。デフォールトで毎月継続寄付がチェックされていて、寄付金額が100円から10000円の6段階だが、最高1万円を毎月というのは莫大である。ソフトバンクによれば、ページは日本ユニセフが作っていたようだ。
※ただしPHPを除く -- あるAdmin