インターネットで人生を再構築した男
タレコミ by torly
torly 曰く、
HOTWIRED JAPANの13日(上)と14日(下)の記事によると、特殊な心因性健忘の男性が失われた「人生」を取り戻すのにインターネットが役立ったようです。
1997年にパリ郊外で襲撃されて頭部に傷を負ったパスカル・トリオンフ氏(41歳)は、心因性健忘により知識や記憶を失ってしまいました。自分の名前だとか今まで何をしていたかだけでなく、基本的な知識や動作もほとんど忘れてしまったそうで、文字通り人生を始めからやり直さねばならない状態だったようです。
しかし、1年前インターネットを始めてから再学習は急激に進んだようです。今では電子取引商を営んだり、体験記を出版し、ネット上で記憶喪失に関するサイトを運営したりしているそうです。
インターネットの害悪やネガティブな側面ばかりが取り沙汰される昨今、たまにはこんな話もいいんじゃないでしょうか。