二酸化炭素の増加が引き起こす海洋変化
タレコミ by MIYU
MIYU 曰く、
影響の大きい話ですがやっかいです
米国海洋大気庁(NOAA) などによる海洋中の無機炭素分布の共同研究によって、 産業革命以来人間が放出した二酸化炭素の48%が海洋に吸収され、 その上部に留まっている事、それが海洋化学に影響を及ぼしている事 などが明らかになり「Science」誌の7月16日号で公表されています。 (Science Magazine 日本語版による概要 「海中の二酸化炭素量」)
NOAAによる研究概要である「 世界の海洋中の二酸化炭素のインパクト」(英文)によると、 研究では1990年代に世界中の海洋から集められた72,000以上の 海水サンプルが分析されたそうです。研究者達は 二酸化炭素の放出量が現在の計画通りに推移した場合、 今世紀末には海洋の食物連鎖の基礎になっている 有孔虫や円石藻などの一部の海洋生物が、殻・外骨格を形成する 事が困難になる海域が広がるだろうと予測しています。 これらの有機体の成長率は25%〜45%削減される可能性があり、 海洋の生態系に影響するだろうと見られています。
/* なお、調査では海洋が人間が排出した二酸化炭素の唯一の吸収源であり、陸上の植物による二酸化炭素の吸収はほとんどないと判定されています。二酸化炭素への対処法は排出量削減しかないようです。*/
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参考資料:1999年の国際シンポジウム 「 CO2 in the Oceansの報告」
NOAA報告書の簡略版になっているNature Web News
Sea survey measures acid increase
海洋調査は酸性の増加を測定します