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2017年1月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2017年1月2日のタレコミ一覧(全4件)
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書籍

青空文庫、2017年にパブリックドメインとなった作家19人の19作品を公開

タレコミ by headless
headless 曰く、
青空文庫は1月1日、小宮豊隆や鈴木大拙など、2017年に作品がパブリックドメインとなった著作者19名の19作品を公開した(青空文庫 — そらもよう)。

公開された19作品は以下の通り。

今年で20年目を迎える青空文庫では、1999年から元日にパブリックドメイン作品の公開を開始しており、19作品の公開は過去最多となる。また、2010年からは元日をパブリックドメインデイとして祝っているが、有名作家が数多くパブリックドメイン入りする年を「当たり年」と呼ばれるような風潮が生まれていることは本意ではないという。今回作品が公開された中島哀浪のように、郷土作家として生涯を過ごした作家の作品も紹介していくことで、有名・無名を問わずさまざまな作家に触れる機会にしたいということのようだ。

また、別府大学では昨年、「別府」を含む青空文庫のテキストを使用した特別講演が開催されている。登壇した3人の小説家が講演のために書き下ろした「別府」を含む小説「グローバルタワーにて (福永信)」「湯けむり (澤西祐典)」「ぞなもし狩り (円城塔)」の3作品が青空文庫に収録され、1月2日に公開される。

一方、The Public Domain Reviewでは、1946年に死去したH.G.ウェルズやガートルード・スタイン、ポール・ナッシュなど、著作権保護期間70年の国や地域で作品がパブリックドメインになる6人、1966年に死去した鈴木大拙やアンドレ・ブルトン、バスター・キートン、ウォルト・ディズニー、C.S.フォレスターなど、著作権保護期間50年の国や地域で作品がパブリックドメインになる10人を紹介している。

なお、現在のところ日本での著作権保護期間は50年なので、1946年に死去した6人の作品については既にパブリックドメインになっている。一方、1966年に死去した10人については、日本人の鈴木大拙を除いて戦時加算対象国(米国、英国、フランス)の人であり、作品の発表時期により最大で3,794日が加算されることになる。

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携帯通信

Wimax2+、2月2日より「直近3日間10GB・夜だけ」に制限緩和

タレコミ by masakun
masakun 曰く、
UQ コミュニケーションズは2017年2月2日より「WiMAX 2+」通信サービスにおける新たな通信速度制限ルールを導入することを発表した(ITmediaUQコミュニケーションズお知らせ)。

ユーザーの大きな反発を招いた現行ルール「3日間で3GB以上利用すると、超えた日の翌日13時から翌々日13時頃まで速度制限がかけられる」は2015年5月下旬から導入されているが、今年2月2日から「3日間で10GB以上利用すると、超えた日の翌日18時頃から翌々日2時頃まで速度制限がかけられる」に変更されるとのこと。なお制限時の速度は「概ね1Mbps」で、こちらは現状と変わりなさそうだ。

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人工知能

総務省、AIの公的認証制度を検討

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
12月31日付の日本経済新聞の報道によると、総務省は2018年以降を目標に、企業が開発する人工知能 (AI) の安全性やセキュリティーなどを評価し、公的認証を与える制度を立ち上げる方針であるという(日経新聞の記事)。

報道によれば、公的認証の対象はIBMのワトソンのようなコンピュータ上のAIから、AIを搭載したロボットまで幅広く想定されている模様。認証済みAIでは事故が起きた場合の利用者の責任が限定されるそうで、安全性を高めることで開発・普及を促すとしている。有識者会議が2017年夏に研究開発の指針をまとめ、2018年以降に必要な法改正や認証制度の立ち上げを行う予定。

評価ポイントとしては「非常時に人間が緊急停止できること」「サイバー攻撃を受けて簡単に操られないこと」「個人情報を匿名化するなどプライバシーに配慮すること」「不必要に強力なモーターを搭載しないこと」などが挙げられている。一方、技術の進歩を妨げるような規制とならないよう注意すべく検討が行われているという。

情報元へのリンク
13112658 submission
統計

12月のデスクトップOSシェア、SteamでWindows 10が50%を超える

タレコミ by headless
headless 曰く、
Steamの2016年12月分ハードウェア&ソフトウェア調査によると、64ビット版と32ビット版を合わせたWindows 10のシェアが初めて50%を超えたようだ。

Windows 10 64bitのシェアは0.73ポイント増の49.10%、Windows 10のシェアは0.02ポイント増の1.25%となり、Windows 10全体では0.75ポイント増の50.35%となった。その他のバージョンのWindowsはすべて減少しており、Windows 7全体では0.35ポイント減の33.87%、Windows 8.1全体も0.10ポイント減少して8.76%となっている。Windows全バージョン合計では0.20ポイント増の95.60%。MacOSはMacOS 10.12.1 64bitが0.02ポイント増の1.14%、MacOS 10.12.2 64bitが0.28ポイント増の0.28%となっているが、全体では0.15ポイント増の3.44%、Linuxも0.01ポイント減の0.87となった。

Net Applicationsの12月分データでは、Windows 7が1.17ポイント増加して48.34%となったほか、Windows 10が0.64ポイント増の24.36%、Windows XPが0.44ポイント増の9.07%となり、1位~3位までのシェアが増加した。4位のWindows 8.1は1.11ポイント減の6.90%。このほかのOSで増加したのはMac OS X 10.12(macOS Sierra)のみで、0.10ポイント増の2.31%、Mac OS全体では0.67ポイント減の6.07%となった。Linuxは0.10ポイント減の2.21%でmacOS Sierraよりも低いシェアだが、トップ5のリストでは5位に入っている。

StatCounterでは1位のWindows 7が0.22ポイント増の40.23%、2位のWindows 10が0.92ポイント増の27.15%、3位のOS Xは0.14ポイント減の11%となった。そのほかのOSは0.1ポイント未満の増減にとどまるが、Unknownが1.01ポイント減の2.42%となっている。

Windows 10のシェアを地域別にみると、米国ドイツなどで初めて1位になった一方、イタリアではWindows 7に再度逆転(0.01ポイント差)されて2位となっている。また、Windows 10は中国で初めてWindows XPを上回り、Windows 7に次ぐ2位に上昇した。Windows 10が1位の国は全58か国のうち、欧州が24か国、北米・中米が23か国、オセアニアが6か国となっており、これらの地域が大半を占める。

日本では9月の31.56%をピークに2か月間減少が続いていたが、12月は0.75ポイント増の30.9%となっている。ただし、Windows 10のシェアは休日に増加する傾向があるため、年末で休みが増えたことによる影響も考えられる。
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アレゲは一日にしてならず -- アレゲ研究家

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