パスワードを忘れた? アカウント作成
764239 submission
サイエンス

原子力発電所は地震に耐えられるのか?

タレコミ by KAMUI
KAMUI 曰く、
原子力安全基盤機構(JNES)が国内 3ヵ所の原発をモデルにして
地震による「炉心損傷事故」が起きる確率を試算したところ,事故の確率に
約1000倍の格差があり,最も高いもので 40年間に2.4%に達する結果と
なった事を MSN-Mainichi INTERACTIVE の記事が伝えている。

2003年9月に同機構が出した報告書
「確率論的手法を用いた設計用地震動の作成手法の整備」では
「サイト1」「サイト2」「サイト3」という 3つの原発をモデルとして
過去のデータから地震の発生確率や大きさを計算し,振動で機器が損壊
する確率を割り出した上で,40年と仮定した供用期間中に地震による
炉心損傷が起きる確率を試算した。

地盤などのデータは「サイト1」が東京電力:福島第1福島第2原発,
「サイト2」が関西電力:大飯原発, 「サイト3」が中部電力:浜岡原発から
引用しているが,それぞれの試算結果は 0.0017/0.45/2.4%となった。
一年当りに換算すると 0.00004/0.01/0.06%となり,
「サイト3」では国際原子力委員会(IAEA)が推奨する 炉心損傷確率
(新設炉 0.001%:既設炉 0.01%)を大幅に超えてしまう。
同機構では「データ蓄積が目的で一つの試算にすぎない」とコメントしているほか,
中部電力も「浜岡はマグニチュード8.5にも耐えられる」としているが・・・

そう,浜岡原発は近い将来に起こると言われる東海地震の震源域のど真ん中に
位置しており,ここで原発震災が起きて放射性物質が漏れた場合,
人口の約 5.1%が死亡するという試算もあったりする。

因みに浜岡原発で想定している地震の最大加速度は 450ガルだが,
先日の新潟県中越地震(本震)では 1750ガルが測定されている。
typodupeerror

普通のやつらの下を行け -- バッドノウハウ専門家

読み込み中...