13764252
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headless 曰く、
米カリフォルニア北部地区連邦地裁は6日、ベースバンドプロセッサー(モデムチップ)に関連する標準必須特許(SEP)を公正・合理的・非差別的(FRAND)な条件で競合モデムチップメーカーにライセンスするようQualcommに命じた(裁判所文書: PDF、
The Registerの記事、
The Vergeの記事)。
この裁判は米連邦取引委員会(FTC)がQualcommを反競争行為の疑いで提訴したものだ。特許技術を標準規格に含める際、特許保有者はFRAND条件によるライセンス供与が求められるが、訴状によるとQualcommは競合モデムチップメーカーに対してFRANDに反する条件を提示してライセンスを拒否していたという。FTCではこの点について、競合モデムチップメーカーに対するFRAND条件でのライセンス供与を命じるよう求める部分的な略式判決を請求していた。
Qualcomm側はFRANDライセンスは端末メーカーに適用するもので、業界の慣習でモデムチップメーカーには適用されないなどと主張していたが、Lucy Koh判事は過去の判例や標準化団体(TIAおよびATIS)の知的財産権(IPR)ポリシーでは「すべての申請者」にFRANDライセンスの適用が求められていると指摘。さらに、Qualcommが他社からモデムチップ関連SEPのライセンスを受けていることや、特許侵害でEricssonに訴えられた際、標準規格に準拠するため必要な特許はすべてライセンスする必要があるとQualcommが主張したことなども挙げ、FTCの請求を認めた。
13764263
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あるAnonymous Coward 曰く、
出演者変更について
11月2日に予告しましたBTSの11月9日放送回での
ご出演を今回は見送らせて頂くことになりました。
以前にメンバーが着用されていたTシャツのデザインが波紋を呼んでいると
一部で報道されており、番組としてその着用の意図をお尋ねするなど、
所属レコード会社と協議を進めてまいりましたが、
当社として総合的に判断した結果、残念ながら今回はご出演を見送ることとなりました。
ご出演を楽しみにされていた視聴者の皆様に深くお詫び申し上げます。
なお予定では特に厚遇された二曲を演ずる予定だったそうな。
件の裁判の結果は見えていたのに、テレ朝何考えてたのだろう?
タレコミ子は、テレ朝への抗議より、スポンサー経由の抗議が効いたのだろうと推測する。
情報元へのリンク
13764292
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headless 曰く、
Microsoftのライセンスサーバーの問題により、Windows 10 Proのライセンス認証が無効になるトラブルが8日から一部の環境で発生している(Microsoft Communityの記事、
Neowinの記事、
BetaNewsの記事、
Windows Centralの記事)。
手元のPCの1台では特に問題ないように見えたが、設定アプリの「更新とセキュリティ→ライセンス認証」を見ると通常の「Windowsはデジタルライセンスによってライセンス認証されています」という表示が「Windowsはライセンス認証されています」に変わり、これまで存在しなかった「プロダクトID」「プロダクトキー」という項目が追加されていた。
さらに、その後しばらくするとライセンス認証が無効になり、トラブルシューティングを実行すると「Windows 10 Homeのデジタルライセンスが見つかりました」と表示されるようになった。ここでMicrosoft Storeへのリンクをクリックすると「問題が発生し、ご利用のWindowsを正規版として認識できませんでした」と表示される。
Windows 10 Pro Insider Previewを実行する別のPCでも同様の問題が発生し、トラブルシューティングを実行すると「このデバイスではWindows 10 Pro Insider Previewを実行していますが、Windows 10 Pro Insider Previewのデジタルライセンスが見つかりました」と表示された。試しに指示通り「Windowsのエディションをアップグレード」してみたが、PCが再起動しただけで何も起こらなかった。
Microsoftによれば、アクティベーションサーバー側の問題であり、ユーザーは特に何もする必要はない(できることは何もない)という。問題の修正には1~2営業日かかるとのこと。
なお、さらに別のPCでは通常通り「Windowsはデジタルライセンスによってライセンス認証されています」と表示され、問題は発生していない。スラドの皆さんの環境ではいかがだろうか。
13764329
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headless 曰く、
中国・新華社のニュース番組でAI合成アンカーがデビューしたそうだ(Mediumの記事、
Xinhuaの記事、
新浪科技の記事、
英語版動画)。
AI合成アンカーは新華社とSogou(搜狗)が共同開発したものだという。中国ではCortanaの妹XiaoIce(小冰)がお天気キャスターになっているが、XiaoIceがアイコンと声だけなのに対し、AI合成アンカーは普通の男性のような外見と声を持つ。これは実際の男性アンカーの映像と声を使用して合成したためとのことで、中国語版は邱浩氏、英語版はZhang Zhao氏(漢字表記不明)がベースとなっているらしい。ただし、この件以外の情報は見つけられず、2人の詳細は不明だ。AI合成アンカーは本物のアンカーとは違い、疲れることなくニュースを伝え続けることができると主張している。
13764482
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あるAnonymous Coward 曰く、
国内のIPアドレスが対象、TCP 22/23/80番へのポートスキャンをNICTが実施へ、11月1日の改正法令施行を受け
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1152349.html
単純なパスワードが設定された機器への調査目的の不正アクセスを合法化する動き
https://security.srad.jp/story/18/01/22/052210/
13764507
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13764641
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headless 曰く、
GitHubは8日、リポジトリ数が1億件に到達したことを発表した(The GitHub Blogの記事)。
GitHubのリポジトリ数は近年大幅に増加しており、リポジトリ総数の3分の1は昨年作られたものだという。現在は平均すると1秒間に1.6件のリポジトリが作られているそうだ。特に米国外からのリポジトリ作成の増加幅が大きく、アルジェリアは1年前と比べてリポジトリ作成数が2.4倍(9月30日時点)に増加している。また、エルサルバドルやエジプト、ウズベキスタンでも2倍に増加しているとのこと。オープンソースリポジトリに限定するとエジプト(1.9倍)が最も成長しており、サウジアラビアとベラルーシが1.8倍で続く。
コントリビューター数(2017年10月1日~2018年9月30日のユニークコントリビューター数)でみると、最も多いオープンソースプロジェクトはMicrosoft/vscode(19,000人)で、facebook/react-native(10,000人)が続く。コントリビューター数が最も増加しているのはMicrosoftDocs/azure-docs(4.7倍)、pytorch/pytorch(2.8倍)など。トピックとしてはReactやAndroid、Node.jsなどの人気が高いとのことだ。
13764644
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13764790
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headless 曰く、
英国の家庭では現在も7,000戸以上が白黒TVを使用しているそうだ(TV Licensingのニュース記事、
The Guardianの記事)。
英国ではTV放送の視聴・録画や、BBC iPlayerでBBCの番組をストリーミング・ダウンロードするにはTVライセンス(受信契約)が必要となる。年間のライセンス料金はカラーTVが150ポンド50ペンス、白黒TVが50ポンド50ペンス。75歳以上は無料となるほか、視覚障害者への割引もある。白黒TVライセンスでは白黒TVやモニターでTV放送の視聴やBBC番組のストリーミング視聴が可能となるが、録画やダウンロードにはカラーTVライセンスが必要となる。
TVライセンス業務を行うTV Licensingによると、英国で白黒TVライセンスを契約している家庭は7,161戸。ロンドンが最も多い1,768戸で、ウェストミッドランズ(431戸)とグレーターマンチェスター(390戸)が続く。ただし、白黒TVライセンスの件数は年々減少を続けており、2000年の212,000件から2003年には93,000件に減少し、2015年までに10,000件以下となっていたという。
英国ではTVのカラー放送が始まって50年以上が経過しており、30年ほど前までは白黒TVも販売されていたが、入手可能なのは主にポータブルタイプだったという。少なくとも30年以上前のTVが使われていることになるが、古い白黒TVを収集している人が数百人はいるとのことで、大切に使われているものも多いようだ。
13764845
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hylom 曰く、
やや旧聞となるが、DMM GAMESで提供されているゲーム「クロスオーバード」で、プレイしている端末のリソースを使って仮想通貨のマイニングを行うシステムが導入されるという。マイニングによる収益はゲームの運営に使われるという(仮想通貨Watch)。
プレイヤーに対してはその都度承認を得ることで法的な問題はクリアする方針。10月25日よりテスト運用が開始されているとのこと。
13764881
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あるAnonymous Coward 曰く、
スティーブンス工科大学のManu Mannoor教授が率いる研究チームが、3Dプリンターでマッシュルームと光合成するシアノバクテリアを組み合わせ、『発電するキノコ』を作り出すことに成功したらしい。研究チームは3Dプリンターを用いて、生きているマッシュルームのかさの部分に電気的特製を付与したグラフェンナノリボンを含んだインクとシアノバクテリアを含むバイオインクを使ってらせん状のパターンをかさに描いたという。
その後マッシュルームに光を照らすとシアノバクテリアが光合成を始め、光化学的反応によって発生した「光電流」が細菌の表面から流れ、グラフェンナノリボンの導電ネットワークを介して移動。マッシュルームのかさに付着したシアノバクテリアの光合成を促すことで、研究チームは65ナノアンペアという微弱な電気を発生させることに成功したとしている。Mannoor教授は「現実の自然には存在しない生物種の組み合わせにより、革新的なバイオ構造を生み出すことができると話している。
情報元へのリンク
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あるAnonymous Coward 曰く、
米国時間11月7日に開催されたAndroid Dev Summitで、「Android」が折りたたみ式端末を正式にサポートすることが発表された。GoogleのAndroidのエンジニアリング担当バイスプレジデントを務めるDave Burke氏は同イベントで、「Android」搭載端末を製造する複数の異なるメーカーから折りたたみ式端末が登場すると述べている。
Burke氏によると、折りたたみ式スマートフォンを機能させるための大きな要素の1つが、画面の継続性(screen continuity)と呼ばれるものだという。折りたたみモードでアプリを使用している状態で端末を広げた場合に、ソフトウェアがシームレスに移行する必要があるとしている。
Android Dev Summitの同日にSamsungが折りたたみ式スマートフォンを披露。「数カ月以内に」量産体制に入る予定であることを明らかにしている。またSamsungに先行する形で現地時間11月5日に中国Royoleが折りたたみ式スマートフォン「FlexPai」を公開している(CNET、TechCrunch、Slashdot)。
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taraiok 曰く、
オンライン脅威の予防や検出、そして対応などに対し、米軍の役割はますます重要となってきている。米サイバー軍司令部(USCYBERCOM)は、オンライン脅威への対応には民間部門の協力が必要であることを理解している。そのため、USCYBERCOMの下部組織として設立されたサイバー・ナショナル・ミッションフォース(CNMF)は、サイバーセキュリティ企業とマルウェアのサンプルを共有する方針を決めたという(米サイバー軍司令部、Forbes、ZDNet、slashdot)。
CNMFは今週、Googleが所有するオンラインスキャンサービスであるVirusTotalに初のマルウェアサンプルをアップロードし共有を行った。共有するにも一般のサイトに上げれば問題が出るためだ。VirusTotalであれば、55種類もの検出エンジンを使用してファイルを同時にチェックしてくれるなどの機能がある。最初にアップロードされたマルウェアサンプルは、盗難車両回収システム「Lojack」の脆弱性を悪用するマルウェアだという。「LoJax」と呼ばれるルートキットの仲間。LoJaxは、ロシアのサイバー攻撃集団「APT28」などが関与しているとされている。