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ハンドヘルド

借り物競争的コンピューティング-慶応SFC ORFからの報

タレコミ by hiropy
hiropy 曰く、
慶応SFC研のオープンリサーチフォーラムで感じたユビキタスコンピューティングの未来形について報告します。もし気に入れば記事にしてください。 借り物競争的コンピューティング ノートPCは重くて邪魔、でもPDAでは物足りない。外部ディスプレイやキーボードをPDAにつないで仕事ができ、そしてそのディスプレイやキーボードを公衆電話のように出先で必要に応じて借りられるとしたら?PDAのCPUの能力はいまやほとんどパソコン並みといっていい。単にディスプレイを小さくし、メモリやHDDを減らしただけだ。出先でPIMとして使うには十分すぎる力を発揮するが、一方で本格的な文書やプレゼンの作成にはその小ささが災いする。そんな不便さを解消するのが次世代情報家電プロジェクトだ。
彼らのデモはこうだ。室内にIrDAセンサをおいておき、PDA(iPAQ)のIrDAインタフェースからの応答を待つ。PDAがセンサを認識すると、そのセンサを経由してPDAの周辺にある利用可能なデバイスを探索する。そしてそのデバイスを制御するためのドライバを取得し、PDAからそのデバイスのコントロールを行うことができるようになる。デモではタッチパネルセンサ付ディスプレイやビデオカメラが設置されており、PDAを近づけると、PDAの入出力がPDA本体ではなくパネルセンサディスプレイに切り替わったり、カメラの向きやズームをPDAから制御できるようになる。そのときそこにあるものを借りることでニーズを満たすというわけだ。
将来、オフィスの机には今のようなパソコンではなく、ディスプレイとキーボード、マウスだけが置かれ、自分のPDAをそこに接続して仕事をし、外出時はそのPDAをはずしてそのまま持ち出すだけになり、PDAはパソコンを補完するものというPDAの位置付けが逆転する可能性がある。さらに借り物競争はデバイスだけにとどまらない。CPUやストレージも例外ではないだろう。PDAのCPUの能力だけで処理できないものは、たとえば周辺の同僚のPDAやサーバのCPUで分散して処理することも十分考えられる。また自分のPDAに納まりきらない大きなデータを持ち運ぶ際にも、他のPDAのあまったストレージやネットワーク上のサーバに預けてしまうことも可能だ。小型で持ち運びの便利なPDAがコアとなって、コンピューティング環境が激変してしまうのではないかという予感を感じさせる刺激的なデモだった。
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

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