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2019年1月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2019年1月13日のタレコミ一覧(全8件)
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サイエンス

排泄物の科学的研究を示すラテン語表現「in fimo」が提案される

タレコミ by headless
headless 曰く、
ノースカロライナ大学チャペルヒル校とノートルダム大学の研究グループが「排泄物の科学的研究」を示すラテン語表現として「in fimo」を提案している(プレスリリースThe Vergeの記事Science Newsの記事論文)。

この分野を専門とする論文の第1著者は、自分の研究分野を説明するのにさまざまな表現を使い分ける必要があり、一言で言い表せる表現が必要だと考えたそうだ。学術的な用語では数多くのラテン語が使われていることから、今回の用語を考案するにあたってもラテン語で肥料を示す言葉を検討したという。

その結果、候補に挙がったのは「laetamen」「merda」「stercus」「fimus」の4語。laetamenはラテン語で肥沃、豊か、幸せといった意味を持つ「laetus」から派生した語で、研究グループではこれを選びたかったが、動物の排泄物に限定される語だったので却下。merdaは臭いに結び付けられる単語から派生した可能性があり、stercusはスカトロジーと同じ単語から派生したとみられ、いずれも却下される。

最後に残ったfimusは肥料という意味に限定して使われており、ローマ時代の著名な作家も使用していることから、「in fimo」として提案することが決定したとのこと。「in vitro (試験管内での研究)」や「in vivo (生体内での研究)」と語感がマッチすることも好ましいと考えたようだ。

なお、排泄物を示す「in poop」「in stools」「in feces」といった表現を採用しなかった理由として、「poop」では学術的な重みがないこと、「stools」はラテン語ではないこと、「feces」は「in feco」などの形で既に使われているが、元々沈殿物を示す言葉であることを挙げている。

研究グループでは「fimus」や「in fimo」を既に学会で使用しており、他の科学者から好感触を得ているとのことだ。
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法廷

ドイツ・ミュンヘンの上級裁判所、Amazon Dash Buttonが消費者保護法に違反すると判断

タレコミ by headless
headless 曰く、
ドイツ・ミュンヘンの上級裁判所は10日、Amazon Dash Buttonがドイツの消費者保護法に違反するというミュンヘン地方裁判所の判決を支持する判断を示したそうだ(NRW消費者センターのプレスリリースZEIT ONLINEの記事The Registerの記事The Vergeの記事)。

この裁判はノルトライン-ウェストファーレン(NRW)消費者センターがAmazon EUを訴えたもの。Dash Buttonはボタンを押すだけで事前に設定した商品を注文できるというものだが、利用規約には価格の変更や代替品を発送する可能性があることが記載されているという。

そのため、注文確定前に製品の情報や価格を知らせないのは消費者保護法に違反すると消費者センターは主張する。また、電子商取引契約ではボタンを押した時点で支払いが発生することをボタンに明記することが必須だとも主張している。2018年3月には地方裁判所が消費者センターの主張を認める判決を下したため、Amazon側が控訴していた。

Amazon側は控訴が棄却されたことについて、イノベーションを阻害するだけでなく、消費者が便利なショッピングの手段を選択する機会を奪うものだなどとして、連邦最高裁に上告する意思を示しているとのこと。なお、現在のところAmazon.deのDash Button販売は継続されている。
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日本

捜査当局、ゲーム内位置情報で事件関係者の位置把握か 1

タレコミ by masakun
masakun 曰く、
捜査当局がスマホゲーム会社を通じて事件関係者のゲーム内位置情報を取得している可能性が報じられている(サンスポ・コムの記事福井新聞)。

これは共同通信が入手した「検察当局が、顧客情報を入手できる企業など計約290団体について、情報の種類や保有先、取得方法を記したリスト」(47NEWS)に記載されているゲーム運営会社3社で、裁判所のチェックが入らない「捜査関係事項照会」を通じて情報の大半が捜査当局にわたるらしい。「電気通信事業における個人情報保護に関するガイドライン」には「電気通信事業者は、捜査機関からの要請により位置情報の取得を求められた場合においては、裁判官の発付した令状に従うときに限り、当該位置情報を取得することができる」(35条)とあるが、スマホゲーム会社は電気通信事業者ではないため抜け道となっているようだ。

【関連ストーリー】タスポの利用履歴が検察に提供されていた

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バイオテック

人工肉バーガーはリアル肉バーガーに追いついた

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
https://www.gizmodo.jp/2019/01/delicious-fake-burger.html
https://japanese.engadget.com/2019/01/08/100-impossible-burger/
https://www.cnet.com/news/impossible-burger-2-0-tasted-so-real-it-made-this-vegetarians-stomach-turn/

大豆などから作成された人工肉のハンバーグというと豆腐ハンバーグのようなものをイメージしがちだが、最新の人工肉ハンバーガーはもはや普通の肉を使ったハンバーガーと遜色無いレベルまで成長を遂げているという。

これは米ラスベガスのCES2019で提供された「Impossible Burger 2.0」のレビューによるもの。Impossible Burger 2.0は大豆タンパク質を原料とする人工肉で、既に提供されている1.0が「おがくずみたいな味」と酷評されることもあったのに対して、2.0は「マジでうまい」「肉汁(?)が多くなり、食感も本物と変わらなくなった」と非常に好評を博している。

販売元では、ハンバーガーだけでなくたとえばシチューやミートボール、餃子などあらゆる挽き肉料理に理想的な食材になったと豪語しており、1月8日よりラスベガスのレストランで提供を開始した他、今後3月中旬までに全米の提携レストランやファーストフードチェーンに拡大、さらに年内には一部スーパーでも取り扱いを開始するとしている。SFでは味の劣る安い代用食というイメージの人工肉だが、現実では美味しい食材として普及していくのかもしれない。

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身近な人の偉大さは半減する -- あるアレゲ人

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