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2019年3月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2019年3月2日のタレコミ一覧(全13件)
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ビジネス

米Amazon、ブランドが偽物を容易に排除可能にするサービス「Project Zero」を発表

タレコミ by headless
headless 曰く、
米Amazonは2月28日、ブランドが偽物を容易に排除できるようにするサービス「Project Zero」を発表した(The Amazon blogの記事Project ZeroのFAQThe Vergeの記事SlashGearの記事)。

Project Zeroは自動保護、セルフサービスによる偽物削除、製品のシリアル化という3つのツールで構成される。自動保護はブランドがロゴや商標などをAmazonへ提供することで、Amazonが日々製品リストをスキャンして偽物を検出するというものだ。Amazonは既に多数のブランドでこの機能をテストしており、ブランドからの報告による削除と比べて100倍の疑わしい製品を阻止できているとのこと。また、セルフサービスによる偽物削除を利用すると、ブランドはAmazonへ偽物を報告することなく迅速な削除が可能になる。製品のシリアル化では一つ一つの製品にユニークなコードが提供される。このコードをブランドが製造過程で製品へ添付することで、注文を受けた際にAmazonがコードをスキャンして本物であることを確認してから出荷するという仕組みだ。

現在のところProject Zeroは米国のみで招待制による提供が行われており、参加を希望するブランドはウェイティングリストへの登録が必要だ。参加の要件としては、政府に登録した商標があり、Amazon Brand Registryに登録済みであることとなっている。なお、Project Zeroへの参加は無料だが、製品のシリアル化を利用するには数量に応じて製品1個あたり1セント~5セントがかかる。ただし、製品のシリアル化を利用せずにProject Zeroに参加することも可能とのことだ。
13850728 submission
テクノロジー

ビル・ゲイツが選ぶ、ブレイクスルーテクノロジー2019年版

タレコミ by headless
headless 曰く、
MIT Technology Reviewは毎年「10 Breakthrough Technologies」として、注目される10のブレイクスルーテクノロジーを選出しているが、今年は初のゲストキュレーターとしてビル・ゲイツ氏を招いている(MIT Technology Reviewの記事GeekWireの記事On MSFTの記事)。

ゲイツ氏が選んだブレイクスルーテクノロジーは以下の通り。原子力発電や人工肉、衛生的なトイレなど、ゲイツ氏が以前から注目しているカテゴリーも多いが、AIアシスタントの項目を含め、Microsoftは一切登場しない。
  • シミュレーションで対象物の扱いを決定するロボット
  • モジュラー式小型リアクターなど原子力発電の新しい波
  • 血液検査による早産の予測
  • 子供にも使用可能な錠剤型腸内検査装置
  • がん細胞だけを攻撃するカスタムワクチン
  • 牛を使用しない植物性人工肉・細胞培養肉バーガー
  • 実用的な二酸化炭素吸収装置
  • スマートウォッチによる心電図
  • 下水道なしに衛生を保てるトイレ
  • スムースな会話ができるAIアシスタント
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バイオテック

カブトガニ、クモの一種である可能性が浮上

タレコミ by yamajun88
yamajun88 曰く、
「生きた化石」として有名なカブトガニが、近年の研究によって「クモ網」に属することが示唆された (ナショナルジオグラフィック)。遺伝子配列を解析する複数の研究の結果だ。

従来、カブトガニとクモ網の動物は、ある種の「水生鋏角類」と思われる共通祖先から枝分かれし、そのうち陸上に上がって多様化したものがクモ網だと考えられていた。しかし、近年の研究で、53 種のクモ網、カブトガニ、ウミグモ網、甲殻類、昆虫の遺伝子配列を解析し、その結果をうまく説明できる複数の系統樹を作成したところ、2/3 の系統樹でカブトガニがクモ網に属するという結果になった。

現存するカブトガニは 4 種しかなく、このような多様性の低いグループが、今回のように系統樹内の位置づけを変えるのは珍しいことだという。また、新しい系統樹が正しいのならば、クモ網の進化のストーリーの修正が必要だ。クモ網の動物が 10 万種も存在するのに、カブトガニ類という少数だけが海生である理由を説明しなければならない。カブトガニの祖先が実は陸上に生息しており、かなり小型だった可能性も考えられるという。

「海生のクモと言えば、確か、タカアシガニがクモの仲間だったのでは?」と思ったが、「軟甲網」というエビの仲間に属するようだ (Wikipedia)。「こいつ、実はクモの仲間なんだよ」という雑学は、カブトガニ水槽の前で披露するのが懸命と思われる。

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医療

眼に注射すると近赤外線が見えるようになるナノ分子

タレコミ by headless
headless 曰く、
光受容体に結合し、光の波長をアップコンバートするナノ分子(pbUCNP)を哺乳類の眼に注射することで、近赤外線が光として見えるようになるという研究成果が発表された(論文The Registerの記事SlashGearの記事)。

哺乳類の光受容体は波長が700nmを超える近赤外線を検出できない。中国科学技術大学とマサチューセッツ大学メディカルスクールの研究グループはピーク波長980nmの近赤外線を照射することでピーク波長535nmの光を発するナノ分子(UCNP)を合成し、マウスの網膜下腔へ注射した。光受容体にUCNPが結合したマウスに波長980nmの近赤外線を照射すると瞳孔の収縮がみられ、近赤外線で照されている場所を明るい場所と同様に避けるようになったという。

また、可視光線による特定の形状と関連付けられた隠しプラットフォームを見つけるよう訓練したマウスに注射したところ、近赤外線による形状を識別可能になったそうだ。使用した近赤外線LEDから波長900nm以下の光は検出されず、注射しなかった対照群のマウスにこれらの現象はみられなかったとのこと。

注射したマウスの網膜にはわずかな炎症が起きていたものの重大な副作用はなく、可視光線の認識への影響がない一方で、10週間後にも効果は持続していたという。このようなナノ分子は視覚の強化に役立つだけでなく、眼病の治療や視覚に関連する動物の行動研究にも役立つとのことだ。
13850824 submission
交通

川重、歴史車(約47年前)Z2・Z1愛好家向けにエンジン部品(シリンダーヘッド)を再生産

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
※ 本品の取り扱いについて
1.組替え作業
・ 川崎重工業株式会社(以下、当社)、株式会社カワサキモータースジャパン、カワサキプラザネットワークおよびカワサキ正規取扱店でのシリンダーヘッドの組替えはいたしかねます。
・ お客様ご自身で組替えをされる際は、必ずサービスマニュアルをご覧のうえご対応ください。
・ 整備業者などに組替えを依頼される場合は、お客様ご自身で組替え可能な認証・指定工場業者をお探しください。

今回再生産するシリンダーヘッドは、当時の図面に規定された仕様を、現代の製造技術・製造法により実現するというコンセプトに基づいて新たに開発します。
※ 当時の製造技術・製造法の結果として生じた細部の形状や表面の質感などを復元するものではありません。
昔のパーツと比べるのも乙かも。

https://kuruma-news.jp/post/133106
愛されてますねぇ。

情報元へのリンク
13850865 submission
プライバシ

テクノロジー企業にユーザーのセキュリティとプライバシーを強化するよう求めるEFFのキャンペーン

タレコミ by headless
headless 曰く、
EFFは2月28日、テクノロジー企業にユーザーのセキュリティとプライバシーを強化するよう要求するキャンペーン「Fix It Already」を開始した(Deeplinks Blogの記事Mac Rumorsの記事Softpediaの記事)。

キャンペーンの対象は9社。AppleにはiCloudバックアップの暗号化、Android (Google)にはAndroidでアプリの「INTERNET」パーミッションをユーザーが無効化できるようにすること、Microsoft (Windows 10)には「デバイスの暗号化」で暗号鍵をMicrosoftのサーバーに送信しないことを求めている。

このほかの6社に対する要求は以下の通り。
  • Facbook: セキュリティ目的でユーザーが提供した連絡先情報を他の目的に使用しない
  • Slack: 無料ワークスペースの管理者にもメッセージ保持期限の設定を可能にする
  • Twitter: ダイレクトメッセージをエンドツーエンドで暗号化する
  • Venmo: 友達リストを非公開化できるようにする
  • Verizon: 端末へのスパイウェアインストールをやめる
  • WhatsApp: グループへ追加する前にユーザーの了承を受ける
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Android

Google Playのアプリセキュリティ向上プログラム、修正を助けたアプリが累計100万本を超える

タレコミ by headless
headless 曰く、
Googleは2月28日、Google Playで公開されるアプリのセキュリティを向上させるApplication Security Improvement Program (アプリセキュリティ向上プログラム)により修正されたアプリが累計100万本を超えたことを明らかにした(Android Developers Blogの記事VentureBeatの記事)。

Application Security Improvement ProgramはGoogle Playに送信されたアプリをスキャンし、脆弱性が見つかった場合には開発者に通知して修正を助けるというもの。その後も定期的なスキャンが行われ、新たに脆弱性が見つかれば通知される。脆弱性の種類によっては、修正が完了するまでアップデートは公開されなくなるが、公開済みのAPKには影響しない。

Googleは5年前にプログラムを開始してから、現在までに30万人以上の開発者による100万本以上のアプリの脆弱性修正を助けており、昨年1年間だけでも3万人以上の開発者による7万5千本以上のアプリが修正されたとのことだ。
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国際宇宙ステーション

SpaceX、国際宇宙ステーションへのクルー輸送に向けた無人テストフライトの打ち上げに成功

タレコミ by headless
headless 曰く、
SpaceXは2日、国際宇宙ステーション(ISS)へのクルー輸送に向けた初の無人テストフライト「Crew Demo-1」ミッション(PDF)を実施した(NASAのブログ記事[1][2][3][4][5]動画)。

Crew Dragon宇宙船を載せたFalcon 9ロケットは東部時間2日2時49分、ケネディー宇宙センターLC-39Aから打ち上げられた。打ち上げから約11分後にCrew Dragonは切り離され、打ち上げは成功した。Falcon 9ロケット第1段は大西洋上のドローン船「Of Course I Still Love You」に着陸し、回収も成功している。Crew Dragonは東部時間3日6時頃にISSへドッキングし、8日8時45分頃には地球へ帰還する予定だ。

Crew Dragonには約181kgの補給物資や機材が積まれているほか、「乗客」として女性型の人形「Ripley」が搭乗している。Ripleyはミッション中の宇宙飛行士の状態を調べるためのセンサーを搭載しており、地球帰還後にSpaceXがデータを回収する。
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※ただしPHPを除く -- あるAdmin

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