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あるAnonymous Coward 曰く、
1998年にイギリスの医師アンドリュー・ウェイクフィールド氏が「自閉症は新三種混合ワクチン(MMRワクチン)によって引き起こされる」という論文を発表。その結果、反ワクチン運動が引き起こされ、現在の風疹が流行する事態になっている。そんな中、デンマークの研究者が改めてMMRワクチンと自閉症が無関係であることを発表した。
今回、デンマークの研究チームは1999年から2010年に生まれた子ども65万7681人を対象に、1歳になってから2013年8月31日まで追跡調査を実施。両親の年齢や兄弟姉妹の自閉症の有無、出産時の体重などの危険因子と合わせて、MMRワクチンの接種についても調べられた。その結果、ワクチン接種を受けた子どもは全体の95%で、自閉症であると診断されたのは6517人だった。ロイターの記事によると、自閉症を発症する可能性は予防接種を受けなかった子供たちよりも7%低いと報告している(GIGAZINE、Reuters、Slashdot)。
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headless 曰く、
米国家安全保障局(NSA)が5日、リバースエンジニアリングツール「Ghidra」を公開した(特設サイト、
NSAの紹介ページ、
RSA Confereneのセッション紹介、
The Registerの記事)。
GhidraはNSAがマルウェア解析などを目的として開発したもので、1月に公開が予告されていた。ライセンスはApache 2.0となっており、ソースコードも公開予定のようだが、GitHubのリポジトリは現在のところプレースホルダーのみとなっている。バイナリは特設サイトからダウンロード可能で、実行にはJavaが必要だ。
NSAのシニアアドバイザー、ロバート・ジョイス氏は同日、RSA Conference 2019でGhidraを紹介している。ジョイス氏はGhidraがバックドアを備えていないと主張したが、デバッグモードで実行するとローカルネットワーク上からコマンドを実行可能なバグらしきものが見つかっているとのことだ。
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headless 曰く、
Appleが非正規のバッテリーに交換されたiPhoneにも修理サービスを提供するよう、Apple Storeの修理担当者やApple正規サービスプロバイダに指示したと報じられている(Mac Rumorsの記事、
iGenerationの記事、
Ars Technicaの記事、
Mashableの記事)。
この件はiGenerationが最初に報じ、Mac Rumorsが信頼できる3人の情報提供者から入手したAppleの内部文書で確認したとのこと。新ガイドラインは7日に発効しており、世界各国で適用されるとみられる。
まず、バッテリーと無関係な修理の場合は非正規バッテリーを無視し、通常と変わらず修理を行うよう指示されているそうだ。修理対象にはディスプレイやロジックボード、マイクなどが含まれ、通常料金が適用される。
バッテリーに関連する修理の場合、非正規バッテリーを通常料金で純正品へ交換することが認められているという。また、バッテリータブが破損している場合や接着剤が多すぎる場合など、非正規バッテリーを安全に取り外せない状態の場合、通常の保証対象外料金で本体ごと交換することも可能とのことだ。
Appleは2017年、ディスプレイが正常動作する限り、非正規のディスプレイに交換されたiPhoneも修理するようApple Storeの修理担当者に指示したと報じられたが、そのほかのコンポーネントは対象になっていなかった。
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nemui4 曰く、
【動画あり】世界初「アンドロイド観音」 京都・高台寺、3~5月に一般公開
https://www.sankei.com/west/news/190223/wst1902230036-n1.html
サイバーパンク唯我独尊。京都に現れたアンドロイド観音が仏の道へ誘う
https://www.gizmodo.jp/2019/03/kyoto-android-kannon.html
<科学編>アンドロイド観音 教え説
https://www.tokyo-np.co.jp/article/education/manabuu/CK2019030702000164.html
ロボットじゃないよアンドロイドだよ
豊臣秀吉の正室、北政所(きたのまんどころ)ねねゆかりの寺として知られる高台寺(京都市東山区)が23日、世界初というアンドロイド観音「マインダー」を報道陣に公開した。多くの人に仏教に興味を持ってもらおうと、大阪大と協力し製作した。
説教されたら怖そう。
マインダーは高さ約1・95メートル(台座含む)、幅約90センチ。柔和な表情をたたえる顔に対し、胴体部分は機械がむき出しになっている。
同寺の教化ホールに安置。プロジェクションマッピングで壁に映し出された人々の問いかけに答える形で、法話を行う。後藤執事長は「マインダーはアンドロイドに変身した観音様。平易な言葉で語りかける法話に耳を傾けてほしい」と話している。
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あるAnonymous Coward 曰く、
無限ループの件でまた能力不足をツッコまれている警察のサイバー捜査だが、7日に共同通信が掲載した「サイバー捜査員募集、敬遠される〝体育会気質〟」という記事で、サイバー捜査官の採用がとても技術者を取る気がなさそうなものであることが話題を集めている(はてなブックマーク)。
この記事は、埼玉県警のサイバー捜査官採用を扱ったもの。優秀な技術者を巡って企業と人材の奪い合いが進む中、埼玉県警では経験者採用以外に新卒者を対象とした採用枠を設けてサイバー捜査員のエースを育成する…としているのだが、折角サイバー捜査官枠で採用した技術者の卵に警察学校で柔道などをやらせ、さらに交番や警察署勤務を経させて、ようやく3~4年目からサイバー捜査官として活動させるという内容となっている。
こうした警察の採用法には、記事中でも「技術者に幸せなキャリアパスを想像させてほしい。『交番勤務から』となると、優秀な技術者を集めるのは難しいのではないか」と疑問が寄せられている他、ネット上でもそれはスペシャリストの育成方法では無いなど厳しい声が寄せられている。柔道や交番勤務な時点でギーク層は門前払いだと思われるが、それで技術者が集まるのだろうか?
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hylom 曰く、
任天堂は2016年よりスマートフォン向けゲームもリリースしており、外部の企業と共同で開発・運営を行っている。第1弾タイトルの「スーパーマリオ ラン」は任天堂の開発だが、「ファイアーエムブレム ヒーローズ」はインテリジェントシステムズ、「どうぶつの森 ポケットキャンプ」はDeNA、「ドラガリアロスト」はCygamesの開発だ。これら提携会社に対し、任天堂がプレイヤーに過度な課金をさせないよう配慮を求めているとの報道が出ている(Engadget)。
Wall Stree Journalが伝えたもので、任天堂はスマートフォンゲームによる収益にあまりこだわっていないとの関係者のコメントもあるという。
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hylom 曰く、
NVIDIAは3月7日、「Unlock Your Full Potential — How Higher Frame Rates Can Give You An Edge In Battle Royale Games」というニュース記事を公開した。これによると、最近流行しているバトルロイヤル型の対戦型シューティングゲームにおいては、画面表示のフレームレートが高いほど「良い結果」に繋がるのだという(4Gamerの解説記事)。
実際、プロゲーマーの99%が144Hz以上の高フレームレート表示に対応するディスプレイを使用しており、また30%は240Hz対応のディスプレイを使っていたそうだ。
理由としては、高フレームレート対応のディスプレイとハイスペックなGPUを組み合わせることで、画面表示のレイテンシを少なくでき、それによってより迅速な反応が行えるためだという。さらにこの記事では、より高性能なGPUを使っているプレイヤーほどキルレート(K/D ratio、倒した数を倒された数割った値。高いほど倒されずに相手を多く倒していることを意味する)が高いというグラフも掲示されている。また、プレイ時間が長いほどキルレートは上昇する傾向があるが、高性能なGPUを利用するほうが上昇度合いが高いというグラフも示されている。
とはいえ、本気のゲーマーほどハイエンドな機材を導入する傾向はあるので、単純にハイエンドな機材を買えば誰でも勝てるようになるわけではないとは思われる。
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あるAnonymous Coward 曰く、
iPS細胞から作った目の角膜組織を移植し、視力を回復させる臨床研究が生労働省の部会で了承された。iPS細胞を使った角膜の再生医療は世界で初めて。臨床応用に向けた国の手続きが終わったのは目の網膜の難病やパーキンソン病、それに重い心臓病などに続いて6件目。
認められたのは大阪大学の西田幸二教授らのグループが計画している臨床研究で、角膜が濁って視力が大きく低下し、失明することもある「角膜上皮幹細胞疲弊症」の患者4人にiPS細胞から作ったシート状の角膜の組織を移植し、1年間、安全性と有効性を確認する。早ければことし6月から7月ごろには1例目の移植を行いたいとしている。
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あるAnonymous Coward 曰く、
ジョージア工科大学の研究者たちが、自動運転車などに用いられる物体認識システムの8つのAIモデルの精度を詳しく調査したところ、肌の色が濃い歩行者の方が自動運転車による事故に遭遇する可能性が高まるという。調査ではフィッツパトリック分類を元に物体認識システムに歩行者が「肌の色が薄い人」「肌の色が濃い人」「肌の色は判別できないが人間」「人ではない」のどれかを判断させるというテストを実施した。
テストの結果、肌の色が濃いとされる「淡褐色」「褐色」「黒色」を持つ歩行者に対しては、物体認識システムが「一様に劣ったパフォーマンス」を示した。日中または夜間といった写真を撮影したタイミングに関する変数を考慮したとしても、肌の色が濃い歩行者の画像を含むグループは物体認識システムの精度を平均で5%も低下させていたとしている(Futurism、GIGAZINE、Slashdot)。
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あるAnonymous Coward 曰く、
米陸軍は、開発中の無人ロボットタンク「MUTT」向けの半自律AIを搭載した戦車向け照準装置のアイデアを民間企業に対して求めた。「ATLAS」と呼ばれるこの照準システムで陸軍は「現在の手動装置よりも最低でも3倍速く目標を捕捉でき、敵味方の識別が可能で、迎撃の手助けをできる」能力を求めている。
この要求仕様はAI搭載の殺人兵器を恐れる一部の人々から批判された。米軍はこうした批判に回答する目的で、アイデア募集のホワイトペーパーに免責事項を追加した。もっとも、それは国防総省が陸軍の方針に変化がないことを認めたに過ぎない。自律的AI搭載型の殺人兵器開発を回避することはない。しかし、これらの兵器は国防総省が定めた「指令3000.09[PDF]」というガイドラインによって運用されることを保証する内容となっている。この3000.0では最終判断は人間によって行われるという点を述べた内容になっている(GIZMODO、Slashdot)。
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