パスワードを忘れた? アカウント作成
2019年4月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30
2019年4月28日のタレコミ一覧(全4件)
13897936 submission
変なモノ

米加国境の「密輸人の宿」という名の旅館、裏庭にカナダへの入国が違法だと警告する看板の設置を命じられる

タレコミ by headless
headless 曰く、
米国とカナダの国境にある旅館 Smuggler's Inn Bed & Breakfast(密輸人の宿)のオーナーが、カナダ・ブリティッシュコロンビア州の裁判所から裏庭に「この土地からカナダへ入国することは違法だ」と警告する看板の設置を命じられたそうだ(CBC Newsの記事[1][2]Global Newsの記事The Registerの記事)。

オーナーのRobert Joseph Boulé氏は4月上旬、2018年5月から2019年3月にかけて7人の違法入国をほう助したとして21件の入管法違反に問われ、カナダで起訴されていた。米国からカナダへ違法入国しようとする人を手助けしないように、という裁判所命令に従わなかったことも起訴事実に含まれるという。今回の裁判所命令は保釈条件の一つとなっている。

この宿は国境の米国側、ワシントン州ブレインに建っており、裏にはカナダ側最初の道路となるゼロアベニューが通っている。しかし、国境は宿の裏庭に1~2mほど入った場所を通っており、その位置に石が並べられているだけのようだ。そのため、カナダ側または米国側に違法入国しようとする人が毎晩のように裏庭を通るらしい。これをビジネスチャンスととらえたBoulé氏は宿にSmuggler's Innと名付けただけでなく各部屋に有名犯罪者の名前を付け、宿泊者に暗視スコープを貸し出して密輸人を見物できることを売りにしていたそうだ。裏庭には「密輸人横断中 スピード落とせ」といった道路標識風の看板も設置されている。Global Newsの記事に掲載されている動画では、家族らしき集団が裏庭から堂々とカナダへ密入国し、カナダ側であっさり警察に捕まる様子もみられる。

2017年にBoulé氏はCBC Newsに対し、時には宿泊者がカナダ側へ消えることもあると語っていたという。Boulé氏は関与していないが、宿泊者が密輸容疑などで逮捕されることもあり、宿の名前もあってニュースで取り上げられることもあるようだ。ただし、Boulé氏は土地の名士であり、表彰されることはあっても犯罪に関与することはないと地元では考えられているとのことだ。
13897988 submission
ハードウェアハック

iFixit、Samsungの要請を受けてGalaxy Fold分解リポートを公開中止

タレコミ by headless
headless 曰く、
iFixitは4月25日、Samsungの要請によりGalaxy Fold分解リポートを公開中止した(iFixit.orgのブログ記事The Vergeの記事BetaNewsの記事SlashGearの記事)。

Galaxy Foldは試用機でのメインディスプレイ破損が報告されて発売を延期したが、iFixitの分解リポートでは破損の原因とみられるいくつかのポイントを指摘していた。まず、ディスプレイを折り曲げるためベゼルに開けられている隙間から異物が侵入しやすく、ヒンジ部分に異物の侵入を防ぐ仕組みもない点が挙げられる。そのため、異物が侵入した場合に壊れやすいディスプレイに負荷がかかることになる。また、Samsungがディスプレイ保護層だと説明する粘着シートの端がベゼルで覆われていないため、通常は使い始める前にはがす保護シートに見えるという。この保護層がなくてもディスプレイは正常に機能する可能性もあるが、粘着力が強いため、はがそうとすればディスプレイが破損するとのこと。

このほか、ヒンジが20万回以上の折り曲げテストに耐えたというSamsungの説明に疑問の余地はないものの、人の手はテスト用のロボットほど優しく扱わない可能性も指摘している。修理しやすさスコアは10点満点中2点。すべてのネジを同じドライバーで回せることと、多くのコンポーネントがモジュラー化されていて個別に交換できることがプラス評価されていた。一方、折りたたみ機構がいずれ摩耗して交換が必要になること、メインディスプレイは保護する仕組みがなく、壊れやすいため修理が高額になること、バッテリー交換は可能だが必要以上に困難なこと、折りたたんだ状態で全面と背面にあたる部分はガラス製で破損リスクが高く、修理開始を困難にしていることがマイナス評価されている。

分解したGalaxy Foldは信頼できるパートナーから提供されたもので、Samsungはこのパートナーを通じてiFixitにリポートの公開中止を依頼してきたそうだ。iFixitにリポートの公開を中止する義務はないものの、デバイスの修理しやすさを改善する活動の盟友であるパートナーを尊重して公開中止を決めたという。iFixitでは今後、製品が発売されたら改めて購入して分解し、リポートを公開する計画とのことだ。なお、分解リポートのほか、iFixit.orgのブログでリポートのハイライトをまとめた記事と分解後の写真を使用した壁紙の記事も削除されている。ただし、Internet Archiveのスナップショットで分解リポートリポートのハイライトは閲覧可能だ。破損の原因を考察したブログ記事はそのまま公開されている。
13898346 submission
プライバシ

ユナイテッド航空、プライバシーが懸念されていた機内エンターテインメントシステムのカメラにシールを貼る

タレコミ by headless
headless 曰く、
2月に複数の航空会社の新しい機内エンターテインメントシステムで使い道のないカメラが見つかって騒ぎとなっていたのだが、ユナイテッド航空は念のためシールを貼ってカメラをふさいだそうだ(SlashGearの記事The Vergeの記事BuzzFeed Newsの記事)。

カメラの存在が最初に話題となったのはシンガポール航空の新型機内エンターテインメントシステムで、その後アメリカン航空デルタ航空、ユナイテッド航空でも確認された。新型の機内エンターテインメントシステムにはタブレット型端末のように、乗客の正面を向いてカメラが埋め込まれている。しかし、カメラを利用するアプリは搭載されていないため、航空会社が乗客を監視しているのではないかとの憶測も出ていた。これについて各社では、カメラはメーカーが今後の機能追加のために搭載したものだが、航空会社側では使用する計画はないと説明。カメラは完全に無効化されており、機内で有効化することもできないなどとも説明していた。

今回カメラにシールが貼られているのを発見したのはBuzzFeedの元エンジニアだ。ユナイテッド航空ではBuzzFeedの問い合わせに対し、カメラは以前から無効化しているが、さらなる対策を行ったなどと回答したとのことだ。
typodupeerror

「毎々お世話になっております。仕様書を頂きたく。」「拝承」 -- ある会社の日常

読み込み中...