maia 曰く、
6月7日、トヨタはEV戦略に関するメディア向け説明会を行なった(トヨタ、CarWatch、GQ)。内容は多岐にわたるが、要は(1)普及目標を5年前倒しする(これ自体は「電動車」50%達成を2025年とする話)。(2)市場動向に合わせて日本では来年春に二人乗り超小型EV(全長2500㎜、最高速60km/h、航続距離100㎞)を出す。(3)中国では2020年からEVを投入するが(IZOAとCH-R)、グローバルには2020年代前半に、10モデル以上のEVを投入する。ボディは6タイプで、①ミディアムセダン、②ミディアムクロスオーバー、③ラージSUV、④ミディアムミニバン、⑤ミディアムSUV、⑥コンパクト。④ミディアムSUV(C/Dセグメント)はスバルと(CarWatch)、⑥コンパクトはスズキおよびダイハツと共同開発する。(4)プラットフォームは「e-TNGA」と称し、EVユニットなどのモジュール化を目指す。(5)全固体電池の開発は進めるが、電池についてはPanasonicに加えて各社(CATL、BYD、東芝、GSユアサ、豊田自動織機)とも協業を進める。
ちなみにトヨタはCASEに関して協業の姿勢が強いのと、またMaaS(Mobility as a Service)にこだわりがあるように感じる。超小型EV(に限らないが)などもMaaS市場に展開されるのかもしれない。