アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
マルチディスプレイの隙間を見えなくするアクリルレンズ 1
条例で顔認識機能搭載の携帯電話が使用できなくなっていた米国・サンフランシスコ市、限定的ながら使用できるよう条例を改正
米国・サンフランシスコ市では市の行政機関による監視技術の使用を禁ずる条例が5月に成立した結果、顔認識機能を搭載する携帯電話は公用で使用できなくなっていたが、条例を改正して限定的に使用できるようにしたそうだ(改正案、 9to5Macの記事、 SlashGearの記事、 Wiredの記事)。
5月に成立した条例(PDF)では市の行政機関すべてに対し、顔認識技術であればどのようなものでも取得・保持・アクセス・使用を(意図せずに行った場合を除き)禁じていた。これにより、Face IDを搭載するiPhoneなど、顔認証で端末のロックを解除する携帯電話の取得・保持・アクセス・使用が禁じられることとなっていた。
顔認識機能を搭載する携帯電話を限定的ながら使用できるようにした条例の改正点は以下の通り。
- 顔認識技術が標準搭載されたソフトウェア・製品・デバイスで、顔認識技術と無関係な機能が市の業務を実行するのに欠かせないこと
- のソフトウェア・製品・デバイスは顔認識機能を使用するために導入したのではないこと
- 顔認識技術をソフトウェア・製品・デバイスから削除できないこと
- その行政機関が顔認識技術を使用しないこと
このような条件を満たす場合に限り、市の行政機関は顔認識機能を搭載した携帯電話を使用しても条例違反とはならない。つまり、顔認証による端末のロック解除のような機能は引き続き使用できないが、端末自体は使用できるということになる。
「空き瓶が7万円(笑)」国産ウイスキー価格の異常値
中国「人工太陽」の運転開始へ
日立社内からQiitaに技術記事を投稿しようとすると、ハンコをもらうのに3日かかる
日立製作所のITプロダクツ統括本部では、会社公認でQiitaに技術記事を投稿しようとする場合、課長/部長/課の情報資産管理者/知財管理部署のハンコをもらう必要があるそうだ(このことを説明するQiitaへの投稿記事)。
なお、その記事を投稿するのにかかった時間は「準備1日、記事執筆時間30分、ハンコをもらう時間3日」だったそうだ。また、投稿の際にはExcelとWordの帳票をダウンロードし、多数のチェックリストにチェックを入れてハンコを押して関係各所に回す必要があるという。なお押印や関係各所への連絡は電子化されている模様。
首都大学東京の教授、飲み会の場で院試の内容を事前に漏らす
中国で次世代の核融合装置が2020年に稼働。あだ名は「人工太陽」
北海道電力、30年以上にわたって泊原発の放射性物質を実際より少なく算定・報告していた
北海道電力が、泊原子力発電所から放出されている放射性物質の量を実際よりも少なく算定して報告していたことが発覚した(朝日新聞、NHK、毎日新聞)
問題となっているのは、放射線管理区域で使用された防護服や紙、布を焼却処理する「放射性廃棄物処理建屋」の焼却炉から排出される放射性物質。サンプルを測定する際、空気でおよそ半分に希釈していたにも関わらず、測定値をそのまま報告していたという。
同原発の試運転が始まった1988年から誤った算定が行われていたとのことで、30年以上不適切な報告が行われていた形になる。実際に放出されている量は国の安全基準以下であり、人体や環境への影響はないという。
Uber、Joby Aviationと共同で2023年までに航空タクシー提供を目指す
取締役の退任など、何かと話題の多い配車サービス「Uber」だが、カリフォルニアに本拠を置く航空宇宙会社「Joby Aviation」と共同で2023年までに航空タクシーサービスを開始するらしい。Joby Aviationはインテルやトヨタなどが出資している企業(The Verge、slashdot)。
Uberは独自の航空タクシーのコンセプト画像を公開したことはあるが、航空タクシーを提供してくれるパートナーを求めていた。今回Uberは、「高速で信頼性が高く、清潔かつ手頃な価格の都市航空タクシーサービスサービスを開始する」ため、Jobyと複数年の商業契約を締結したとされている。役割としては、Jobyが電気航空タクシーを供給、運用を行い、Uberが航空交通管制の支援、着陸パッドの建設、地上輸送への接続管理、もちろんUberが持つライドシェアネットワークも提供される。
Jobyは、他社が開発を進めている電気式の垂直離着陸(eVTOL)航空機とは異なるまったく新しい電気航空タクシーだとされる。試作機を見たBloombergの記事によれば、垂直離着陸が可能で、ヘリコプターの2倍の速度で飛行するとされる。ただし、同社は電気航空タクシーの内容をまだ発表していない。なお、両社ともこの報道に関してはノーコメントであるようだ。
米国史上最悪とされる漏洩事件の関係者、中国に戻り教師になる
マルウェア「Sakula」を使ったサイバー攻撃に関与したとして、2017年に逮捕された中国のYu Pinganは、罪を認めサンディエゴ連邦拘置所で18か月間を過ごした。Yu Pinganは別名GoldSunとも呼ばれ、リモートコントロールを許可するSakulaを使って、クアルコムなどに侵入したことで知られている。Reutersによれば、高校のインストラクターでもあった彼は、先月、逮捕前に勤めていた上海中心部にある国営の職業技術高校で教鞭を執っているそうだ。
Yuは2019年2月に刑期と罰金を宣告され、のちに中国に戻ることを認められた。Yuはハッキングの被害者であるクアルコムを含む5社に対し、約110万ドルの賠償金を支払う必要がある。判決によれば、罰金は月100ドルの分割払いとなっており、支払い完了には900年以上かかるとされる(Reuters、TechTarget、Slashdot)。
セガ、誕生
セガサミーホールディングス→セガホールディングス→セガ・インタラクティブとセガゲームス、という階層構造だったのが、セガ・インタラクティブとセガゲームスが合併してセガになり、セガサミーホールディングス→セガグループ→セガ、という階層構造になったという話。
まあセガのスマホ向けタイトルがダメな感じだったので色々厄払い、という感じでしょうか。
情報元へのリンク
野党、共同でカジノ禁止法提出へ
なお記事中の立憲民主党以外の野党二つの具体名は不明で、「特定野党」の記述は避ける事とした。
これでパチンコ(+スロット)も禁止ならば、疑いの目は晴れるのだが、多分それは無いだろう。
情報元へのリンク
ソフトバンクが端末購入時の新サービス「トクするサポート+」を発表
既存のサービスと何が違うのかがよく分からず・・・。2年後に指定端末に買い換えると半額分の残債がなくなる、指定機種以外の買い換えだとポイントがもらえる、ということ?
情報元へのリンク
2020年2月3日よりmacOS向け「野良アプリ」の公証サービスが厳格化される
macOS Catalina(10.15)では、デフォルトでは署名が付けられAppleのチェックを通過した(公証を得た)アプリケーションのみが実行できるようになっている。この公証(Notarization)のための要件が、2020年2月3日より厳格化される(Appleの発表、Engadget日本版)。
Engadget日本版の記事にあるように、移行のため公証を取得するための要件が一時的に緩和されており、古いSDKや署名されていないコンポーネントを含むアプリケーションでも公証が得られるようになっていた。しかし、2020年2月3日より厳格に要件を適用することになるという。公証を得るための手順などはQiitaのmacOS の App Notarization についてという記事が詳しいが、Catalinaでは現状では公証がないアプリケーションでもCtrlキーを押しながら起動することで実行が可能。
なお、この方針が今後どうなるかについては明かされていないが、今回の発表では触れられていないので、少なくとも直ちに公証のないアプリケーションが起動できなくなるわけではなさそうだ。
「nonbinary」な性別への対応を進める航空会社
2019年は自認する性別が全くの男性でも全くの女性でもない「nonbinary」がたびたび話題になったが、nonbinaryな性別に対応する航空会社も増えているようだ(Mashableの記事、 CBS Newsの記事、 USA TODAYの記事、Mashableの記事[2]、 CNN Travelの記事)。
ユナイテッド航空では3月から、予約やマイレージプログラムで顧客の敬称として「Mr.」「Mrs.」「Miss」「Ms.」といった性別を示す敬称に加え、性別を問わない敬称「Mx.」を選択できるようになっている。顧客の性別としては「M (男性)」「F (女性)」に加え、「U (非公開)」「X (指定なし)」を選択可能だ。また、アメリカン航空は最近、予約の際に性別として「U」または「X」を選択可能にするシステム更新を完了したという。ただし、Webサイトへのロールアウトは2020年を予定しており、これらの性別を指定するには現在のところアメリカン航空に電話をかける必要があるとのこと。
既に米国の一部の州や他の国では身分証明書の性別として「U」「X」を指定できるようになっており、米運輸保安庁(TSA)では予約システムでこれらの性別に対応するよう求めているそうだ。これにより、保安検査でトランスジェンダーの乗客に対する過剰な検査が減少することも期待されている。なお、搭乗時には身分証明書の性別と予約時に指定した性別が一致する必要があるため、自由にnonbinaryオプションを選択することはできない。
一方、欧州のLCCイージージェットは、機内アナウンスで「ladies and gentlemen」という呼びかけをやめ、性別に対してより包括的な言葉を使用するよう乗務員に求めたそうだ。エアカナダでも同様の計画が10月に報じられている。イージージェットの件を報じる記事には置き換える語句が示されていないが、エアカナダの場合は「ladies and gentlemen」を「everybody」に、「mesdames et messieurs」を「tout le monde」にそれぞれ置き換えるとのこと。ただし、エアカナダは具体的な開始時期を示していないとのことだ
「さくらの専用サーバー」利用者がサポート対応の悪さをQiitaで暴露、記事はQiita運営によって非
12月24日深夜、「ほんとうに怖い。さくらのレンタルサーバー」という記事がQiitaに投稿された。内容はさくらインターネットのサーバーレンタルサービス(さくらの専用サーバー)を10年ほど利用していたが、2年程前にさくらインターネット側でのデータセンター内でのサーバー移動作業が行われ、その際にトラブルがあったというものだ(Web魚拓)。
この記事の内容自体は実際に発生しそうなトラブルではあるものの、自分の周りでは執筆者による一方的な内容であることから100%そのままは信じられない、という意見が多いようだ。しかし、25日昼頃に突然この記事が「業務妨害」という利用規約違反で閲覧できなくなった。さくらインターネットの中の人はこれに対し「例の記事が消えて社内が混乱中。誰が削除依頼したのか分からなくて。」という反応をしていたが、その後Qiitaが自主的にガイドライン違反だとして非公開化していたことが明らかになっている。
ロシア政府、インターネットからの自国切り離し実験に成功したと発表
オリオン座のベテルギウスが暗くなる。超新星爆発の前兆かも?(違うかも)
冬の星座、オリオン座の左上の赤い星であるベテルギウスだが、最近暗くなったと各所で話題になっている。
もともと0等~1.3等の間で明るさを定期的に変える変光星ではあったのだが、今月の観測では2等星以下に転落。全天の1等星の数が20に減少してしまう事態に発展した。
https://togetter.com/li/1446930
https://www.cnet.com/news/famed-star-betelgeuse-will-explode-some-day-and-its-acting-weird-right-now/
ベテルギウスの縮小や明度の変化はこれまでも何度かニュースになってはいるが、今度こそいよいよ超新星爆発の前兆なのだろうか?もし超新星爆発となれば我々の天の川銀河の中の減少としては1604年のヨハネス・ケプラーが観測した超新星からおよそ400年ぶりということになる。
もっとも、専門家は「ベテルギウスはまもなく超新星爆発するだろうけどそれは数万年以内のいつかだよ。それよりイータ・カリーナのほうが早いんじゃないか」との見解を示している。
https://www.reddit.com/r/Astronomy/comments/eddu3s/betelgeuse_is_dimming_is_it_time/fbi2k0q/
情報元へのリンク
農林水産省、「豚コレラ」の法律上の名称を「豚熱」に変更する方針
農林水産省が24日、「豚コレラ」の法律上の名称を「豚熱」に変更する方針を発表したそうだ(時事ドットコムの記事、 TOKYO Webの記事、 農業協同組合新聞の記事、 日本経済新聞の記事)。
豚コレラは人に経口感染するコレラと紛らわしく風評被害のおそれがあるとして、農林水産省では11月から「CSF (Classical Swine Fever)」の名称も使用していた。しかし、アルファベットの略称では法律上の名称として使用するのは困難との見解が法制局から示されたため、日本獣医学会に新たな名前の考案を要請していたという。
アフリカ豚コレラ(ASF)と混同されやすいという点も関係あるのかと思ったが、アフリカ豚コレラは「アフリカ豚熱」になるそうだ。農林水産省では「CSF ( 豚熱)」「ASF (アフリカ豚熱)」のような表記を使用して定着を図るとのこと。農林水産省のWebサイトには現在のところ本件に関する情報は出ておらず、24日付で更新された豚コレラ情報ページでも「CSF (豚コレラ)」という表記のままになっている。