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ゲーム

PSP、CPU動作速度の上限値を222MHzにダウングレード

タレコミ by gtk
gtk 曰く、
後藤弘茂のWeekly海外ニュース(インプレス PC Watch) によると、 SCEA(Sony Computer Entertainment America) は今月カリフォルニアで開催されていた世界最大級のゲーム開発者カンファレンスGame Developers Conference 2005 にて、同社が今月より北米でも発売を開始する携帯型ゲーム機「PSP」に搭載されている CPU "ALLEGREX" の動作クロックについて、既に公表していた 『動作周波数 1MHz〜333MHz』 ではなく、
  • 動作周波数は 1MHz〜333MHz
  • デフォルトは 222MHz で動作する
  • 省電力上の都合で、動作周波数の上限を 222MHz にロックしている
という仕様であることを公表した。

PSP は昨年12月より日本国内でも発売され、既に累計出荷台数が100万台を突破しているが、SCEJ のウェブサイトでも 「動作周波数 1〜333MHz」 とだけ表記されており、SCEA の発表とは矛盾が生じている。
CPU のダウングレードに伴い、バス速度も当初予想されていた 166MHz ではなく、現状は 111MHz に落とされていることも同時に発表された。バス速度のダウングレードは GPU の性能に影響しており、VRAM の転送レートが 5.3GB/s から 3.5GB/s へ、ピクセルフィルレートが 664 メガポリゴンから 444 メガポリゴンへ低下するなどの影響を及ぼしている。

SCEA は、この動作クロックのダウングレードを「暫定的な仕様であり、今後引き上げられるだろう」としているが、実際に動作クロックが引き上げられた場合、動作するゲームソフトの上位互換性の担保については言及されなかった模様。

発売直前ならともかく、発売から3ヶ月も経ってから「CPU の動作クロックが実はダウングレードされています」と公表するのは極めて異例だ。というか前例がない。
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