パスワードを忘れた? アカウント作成
762851 submission
アニメ・マンガ

人形者は人間国宝に続く。堀柳女没後20年特別展

タレコミ by gigo
gigo 曰く、
人形者は人間国宝に続く。堀柳女没後20周年特別展

フィギュアやドールがブレークしたのは21世紀になってからと思っていたが、今から80年前、 大正ロマンに触発された「ファッションドール」が流行した時代があった。5月16日まで、三島の佐野美術館で その代表的な作家の一人である堀柳女の展覧会 が開かれている。堀柳女の人形は、鈴木春信の浮世絵を立体にしたようで、繊細な表情と、江戸時代の着物の 布地を使った美しい衣装が特徴である。当時人形教室が開かれて、多くの女性を含む作家たちが、木彫や 桐塑と呼ばれる素体 製作から始めて、日本の伝統美と、現代の生き方を人形として表現することに取り組んだ。 そして、堀柳女の手による「衣装人形」は、戦争の時代を経て、昭和30年に重要無形文化財(人間国宝) に認定された。その後、衝撃的な球体関節人形 の出現があり、現代のフィギュア、ドールは過去のものと似ても似つかないように見えることもあるが、 それが世界 で文化財としての価値を認められるようになっているのはどこかに 昔人形の伝統の力があるからかも知れない。

これまで人間国宝に指定されている人形作家は 6人あり、その一人の平田郷陽はアメリカから送られた青い目の人形のお返しの人形 (答礼人形)の優れた作品 でも知られる。日本工芸会のwebサイトには 最近の作家の作品の3D画像もあります。

typodupeerror

人生の大半の問題はスルー力で解決する -- スルー力研究専門家

読み込み中...