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テクノロジー

金ナノワイヤによるアクチュエータ実現の可能性

タレコミ by yosuke
yosuke 曰く、
NewScientistの記事より。大阪大学超精密科学研究センター教授の広瀬喜久治と助手の小野倫也は、ヘリカル多層シェル金ナノワイヤの電子導電特性を計算し、Physical Review Lettersで発表した。
太さ1nm, 長さが〜数10nm程度のヘリカル多層シェル金ナノワイヤは、量子化伝導効果によりジュール熱を発生させずに電流を流すことができるため、将来のナノデバイス用電子回路の材料として期待されている。著者らは、第一原理分子動力学シミュレーションによってこの構造の電気特性を計算した。この論文の中で、著者らは特筆すべきこととして、ワイヤが細い場合、シェルをらせん状に流れる電流が独特の磁場を発生させていることを挙げている。これによってnmサイズのソレノイドを作成できる可能性もあるという。
ソレノイドはナノマシンのバルブやアクチュエータとして使うことができる。まだ計算上でしか示されておらず、記事中でオクラホマ州立大のJohn Mintmireが言うように、実際に動くものを作成するにはかなりの困難が伴うと考えられるが、興味深い話である。
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