鶏への抗ウイルス薬乱用で鳥インフルエンザに耐性種が出現?
タレコミ by KAMUI
KAMUI 曰く、
中国国内で鶏の鳥インフルエンザ対策として,人間用のインフルエンザ治療薬「アマンタジン」が大量に使用されていた事がワシントン・ポストの記事で伝えられている。
中国では 2004年に鳥インフルエンザの発生を初めて公表しているが,実際には 1990年代後半から飼われている鶏の間で流行しており,その度に養鶏業者がアマンタジンを飲み水に混ぜるなどして使用していたという。アマンタジンはA型インフルエンザウイルスの増殖を抑える効果を持つものの,約30%と非常に高い確率で耐性ウイルスが出現する事も知られており,家畜への使用は国際指針でも認められていないが,中国では鶏への使用を許可していた。
鳥インフルエンザはA型インフルエンザウイルスの変異種で,人での流行が発生した場合にアマンタジンが有効であるとされてきた。しかしベトナムなどでの人への感染例でアマンタジン耐性が報告されているほか,最近では WHO によってタミフル耐性についても報告されている。