金融庁、システム統合の準備不足で三菱東京とUFJに警告
タレコミ by von_yosukeyan
von_yosukeyan 曰く、
朝日新聞の記事によると、金融庁(FSA)は、今年10月に経営統合を予定している三菱東京FG(MTFG)とUFJホールディングス(UFJHD)に対し、傘下の東京三菱銀行(BTM)とUFJ銀行などのシステム統合の作業進捗の遅れを指摘し、場合によっては統合日程の延期の必要を警告していることがわかった
MTFGとUFJHDは、10月1日の持株会社の合併と同時に傘下の商業銀行部門、信託銀行部門、証券・投資銀行部門の計8社の統合を予定しており、3月から金融庁が検査を行っていた。この中で、1)8月31日に予定している商業銀行・信託銀行の統合判断基準が曖昧、2)主要なシステムの最終テストが9月中に集中し、8月末の統合判断に間に合わない、3)統合後のシステム負荷の大きさが不明確、4)顧客への提供サービスの説明が不十分であることなどを把握。システム統合の最終判断を経営側が正常に判断できず、またシステム障害に繋がる危険があるため、場合によっては統合を延期すべきであると警告した
商業銀行部門のBTMとUFJ銀行は、10月の統合で預金額が100兆円近い世界最大の銀行となる。銀行業務の中核となる勘定系システムは、リレー接続方式で仮統合した状態で10月の統合を迎え、今後数年かけて勘定系から情報系などの周辺システムの統合を行う予定だが、10月の合併に向けた作業では、統合方式や統合スケジュールが、2002年4月に大規模なシステム障害が発生したみずほ銀行のシステム統合よりも条件が厳しく、一部では懸念の声が上がっていた