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2020年3月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
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2020年3月7日のタレコミ一覧(全12件)
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論説

オーストラリアの新聞、切り取って使えるトイレットペーパーを紙面に印刷

タレコミ by headless
headless 曰く、

オーストラリアの新聞「NT News」が3月5日号の紙面8ページに渡り、切り取って使えるトイレットペーパー「toilet newspaper」を印刷したそうだ(The Registerの記事NT Newsのツイート)。

日本ではデマが発端となってトイレットペーパーが店頭から消える現象が発生したが、これに前後してオーストラリアでも同様のパニックが起こった。シドニー西部のスーパーマーケットではトイレットペーパーを奪い合う客の一人がナイフを取り出し、警察が出動する騒ぎにもなったと報じられている。

8ページに渡る1プライのトイレットニュースペーパーはこの騒動を受けた特別企画で、オーストラリアの地図をベースに地元ノーザンテリトリーを赤く染めたNT Newsロゴの地紋入り。便利な切り取り線も印刷されている。緊急時に使用できるように、とは説明されているが用紙自体は普通の新聞紙とみられ、トイレに流せるようには作られていないようだ。

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アトラス彗星が地球に接近中

タレコミ by aruto250
aruto250 曰く、
昨年12/28に発見されたC/2019 Y4 (ATLAS)という彗星が今年の5月末に最大光度に達するが、天文ファンの間ではかなり明るくなるだろうと話題になっているようだ。記事に挙げたURLでは-10.7等で満月(-12.7)に迫る光度が予想されている。

ただ彗星の明るさは、太陽にどれだけ接近するかという軌道だけでなく、核の状態やどれだけ塵やガスが噴き出すか次第なところもあるため予想は結構ばらつきがあり、近日点が近づくにつれある程度は精度が上がると思われるものの、もう少し暗い予想や、精々肉眼で観測可能になるという程度という予想もある一方、もっと明るくなるという予想も出ている。
また英語版Wikipediaによるとこの彗星は1844年の大彗星と同様の軌道を持っているため、1844年の彗星のかけらではないかとも考えられているようだ。

余談として、このすい星を発見した発見したハワイの全天観測プロジェクト「Asteroid Terrestrial-impact Last Alert System」の略称がATLASなのだが、日本語に直すと「小惑星地球衝突最終警報システム」という実に迫力ある名前になっている。

情報元へのリンク
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テレビ

NHK 受信料を全世帯にも検討

タレコミ by esuta
esuta 曰く、
デジタル時代に合わせてNHKの受信料制度を見直す議論が始まる。総務省が4月をめどに有識者会議を立ち上げ、テレビを持つ世帯だけが支払う今の仕組みの課題と改革の論点を整理する。ネット配信の番組をスマートフォンで楽しむ視聴者が増えることなどを想定し、テレビの有無にかかわらず全世帯が負担するドイツのような仕組みも含め幅広く検討する。

いわゆる公共放送の受信料について、日英仏韓は設置者、独は全世帯なんだと。へー

情報元へのリンク
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日記

グランド・プリンセス号で新型コロナウイルスのアウトブレイク

タレコミ by maia
maia 曰く、

ダイアモンド・プリンセス号と同じ会社(カーニバル)の姉妹戦グランド・プリンセス号で新型コロナウイルスのアウトブレイクが起こった(産経BusinessInsider)。同船は2月11日~21日はサンフランシスコ-メキシコ間のクルーズを行ったが、その時の乗客2人の感染が確認され、うち1人が3月4日に死亡した。メキシコクルーズの乗客は約2,500人で、半数以上はカリフォルニア州の住民。約60人は次のハワイクルーズにも乗船した。同船は2月21日にサンフランシスコからハワイへ15日間クルーズの旅に出航したが、前クルーズ乗客の感染確認により、船は予定を変更してサンフランシスコへ戻った。しかしカリフォルニア州は着岸を禁じ、船は一旦沖合に停泊。計3,533名(乗客2,422名、クルー1,111名)が乗船している(AFP)。CDCの担当者は検査キットを持ってヘリで乗り込んだ(産経)。とりあえず検査は46人を対象に行われ、21人が陽性、24人が陰性、1人が不明(日経)。感染者のうち19人が乗員、2人が乗客。今後軍港などに入港させ、全員を検査する方針という。ダイアモンド・プリンセス号の悲劇を知りながら運行を継続したのが理解に苦しむが、計3,533名もの大集団を、米当局が今後どう対処していくのか見守りたい。

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暗号

Let's Encrypt、証明書およそ300万件の強制失効処理を取りやめ

タレコミ by headless
headless 曰く、

Let's Encryptでは標準に準拠せずに発行した可能性のある証明書およそ300万件を3月5日12時までに失効させる計画を示していたが、最終的に取りやめたそうだ(Let's Encrypt Community Supportの記事[1][2]Ars Technicaの記事The Registerの記事)。

この問題はLet's EncryptのCAソフトウェアBoulderがCAAレコードを再チェックするコードのバグが原因で発生した。Let's Encryptではドメイン所有者確認を30日間有効としているが、CAAレコードは証明書発行の8時間以内のチェックが必要だ。そのため、ドメイン所有者確認から8時間以上経過した証明書発行申請に対してはCAAレコードの再チェックが行われることになる。しかし、申請にN個のドメインが含まれていた場合、Boulderは1個のみを選択してN回チェックしていたとのこと。これにより、ドメイン所有者確認後にLet's Encryptによる証明書発行を禁ずるCAAレコードがインストールされたドメインにも証明書を発行していた可能性がある。

Boulder にバグが追加されたのは2019年7月25日で、バグは2月29日に確認された。影響を受ける可能性のある証明書の大半にセキュリティリスクはないとみられるが、標準に準拠せずに発行した証明書は失効させる必要があるという業界の取り決めに従い、Let's Encryptが発行したアクティブな証明書の2.6%に相当する3,048,289件の失効処理を3月5日5時に開始すると発表した。それに先立って170万件以上を置き換え、バグ発見時点のCAAレコードでLet's Encryptによる証明書発行が禁じられていた445件の失効処理を行ったが、残る100万件以上を期限までに置き換えるのは困難だったという。

そのため、強制的に証明書を失効させない方がインターネット利用者の利益にかなうと判断したそうだ。Let's Encryptが発行する証明書の有効期限は90日間であり、失効処理を行わなくても影響を受けた可能性のある証明書は比較的早く置き換えられていくとみられるが、利用者に影響を与えないと確信し次第、より多くの証明書の失効処理を行う計画とのことだ。

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スラドに聞け: いらないスマホやタブレット、どう処分してる?

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
そこまでの機密情報は扱っていない人でも、スマホやタブレットには、プライベートな写真のほか、GoogleやAppleのアカウント情報、ブラウザで普段使うWebページのパスワード、Amazonアカウントやクレジットカード番号などが保存されているかと思う。
地域のゴミルールに従って捨てるのは拾われたらと思うと不安だし、破壊しようにもリチウムイオン電池を爆発させるのも怖いし、その場で破壊してくれる業者に頼むには費用ももったいない。
うまい処分方法はないだろうか?
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スポーツ

モータースポーツの最高峰、F1業界が揺れている

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
2019年シーズンのF1はメルセデスが圧倒的な強さでコンストラクターズ1位となり、次いで2位フェラーリ、3位レッドブルとなったが、フェラーリがレギュレーション違反を働いていたのではないかという疑惑により、主催の国際自動車連盟(FIA)とフェラーリがその他のチームから猛攻撃を受ける状況となっている。

現行のF1マシンにはオーバーテイク機会の増加を目的として、DRSというトップスピートを向上させるシステムが採用されており、使用条件を満たすことで、未使用時に比べて約10km/h程度のアドバンテージを得ることができる。しかし第12戦ドイツGP後のサマーブレイクを境に、フェラーリマシンはDRS未使用にも関らず、DRSを使用する後続マシンを突き放すなど「ジェットモード」と呼ばれるほどの圧倒的な速さを発揮していた。これが不正な燃料供給によって追加パワーを得ているためではないかという見方が生じたのだ。

現行レギュレーションでは単位時間あたりの燃料流量に制限があり、状態は流量計でチェックされている。レッドブルはこのチェックを誤魔化す手法は複数あると推測した。一つは測定と測定の合間に、冷却システム用のオイルを燃料室にリークするというもの。もう一つはセンサーそのものに電気信号による妨害を働きかけ、一時的に流量が規定を超えても検知されないようにするというものだ。

レッドブルからの「こうした手法は問題ないのか」との問い合わせに、FIAは「測定を欺いて流量を増加させるのは違反である」と回答。またフェラーリマシンの冷却システムを調査し「オイル漏れ」は確認できなかったと発表した。その後迎えた第19戦アメリカGPで、フェラーリは速さを失っていた。これにレッドブルのドライバー、マックス・フェルスタッペンは「不正をやめたからだ」と発言している。
第20戦ブラジルGPの前にはFIAが技術指令書を発行、燃料室へのオイル流入を禁止した。ブラジルGP後にも技術指令を追加し、2020年からの流量センサー増設を義務付けた。さらにフェラーリ、ハース、レッドブルの3チームのマシンから燃料システムを回収し調査したが、ここでも違反は見つからなかったという。
仮に違反が事実で、発見されていたならばポイント剥奪は免れなかっただろうが、こうしてフェラーリは2019年シーズンを2位で終えたのである。

各チームが2020年シーズンのマシンテストに追われる2月28日、FIAは「FIAとフェラーリが合意に達した」と発表した。この「合意」の内容が機密とされたことで問題が再燃し、メルセデスのトト・ヴォルフ代表の呼びかけにより、マクラーレン、レーシングポイント、レッドブル、ルノー、アルファタウリ、ウィリアムズの7チームが詳細開示を要求する合同声明を突きつけた。なお、フェラーリ以外の9チーム中でこの声明に参加していないアルファロメオとハースの2チームは、フェラーリからパワーユニットの供給を受ける立場である。

FIAは、納得はしていないが証拠を突き止められず、長期の訴訟に発展することを回避すべく「和解合意」に至ったとした上で合意内容は機密であることを改めて回答したが、7チームは矛を収めず非公開の書簡を送付。「FIAにはレギュレーションを遵守させる能力がないということか」などの厳しい内容とされている。
そこへ世界モータースポーツ評議会がFIA支持を発表し、事態は混迷の一途を辿っている。

新型コロナウイルスの懸念により各国が入国制限を取り始め、ただでさえ2020年シーズンの開催が危ぶまれている中での騒動である。果たしてF1はどうなってしまうのだろうか。
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マイクロソフト

デジタルアシスタントCortana、Microsoft 365 アシスタントに改名か

タレコミ by headless
headless 曰く、

Microsoftがデジタルアシスタント「Cortana」の名称を「Microsoft 365 アシスタント」に変更する可能性をPetriの記事でBrad Sams氏が指摘している(Petriの記事Neowinの記事Softpediaの記事On MSFTの記事)。

MicrosoftはCortanaをMicrosoft 365へ統合することに伴い、日本を含む複数の国でモバイル版Cortanaのサービスを1月31日で終了した。今後リリースされるバージョンのWindows 10では、Cortanaがこれまでのような汎用のパーソナルアシスタントではなく、Microsoft 365を中心とした生産性をサポートするパーソナルアシスタントへシフトしていくことも2月28日に発表されている。Sams氏によれば、Microsoft社内ではしばらく前からCortanaが「Microsoft 365 アシスタント」と呼ばれているそうだ。「Cortana」という名前はビデオゲーム「Halo」のキャラクターから取られたものであり、生産性アシスタントへのシフトにあたってリブランドされても不思議はないとのことだ。

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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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